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林總の管理会計[超]入門講座 【第7回】「費目別計算はなぜ大切か?」

〔林〕前回は総合原価計算がなぜ問題なのかについて触れた。この点を深掘りするまえに、原価計算の手順について説明しよう。
原価計算は、「費目別計算」、「部門別計算」、「製品別計算」という3つのステップから構成される。ちなみに、前回話した総合原価計算は製品別計算のひとつだ。
原価計算基準では「実際原価の計算においては、製造原価は、原則として、その実際発生額を、まず費目別に計算し、次いで原価部門別に計算し、最後に製品別に集計する。販売費および一般管理費は、原則として、一定期間における実際発生額を、費目別に計算する」と書かれている。
このことから分かるように、費目別計算は製造原価だけでなく、販売費及び一般管理費も対象に含まれるんだ。

#No. 29(掲載号)
# 林 總
2013/07/25

税効果会計を学ぶ 【第14回】「その他有価証券の評価差額の取扱い②」

前回に続き、その他有価証券の評価差額に係る税効果会計の取扱いについては、「税効果会計に関するQ&A」(以下「税効果Q&A」という)にも規定がある。
税効果Q&AのQ3は、過年度にその他有価証券の減損処理を実施し(税務上は有税処理)、その後、時価が上昇しその他有価証券評価差額金(評価差益)が発生した場合の税効果会計の適用について述べている。
そこで今回は、このQ3について取り上げることとする。

#No. 28(掲載号)
# 阿部 光成
2013/07/18

経理担当者のためのベーシック会計Q&A 【第13回】棚卸資産会計③「棚卸資産評価の会計処理」-正常な営業循環過程から外れた棚卸資産

当社には、正常な取引の過程から外れ、滞留している在庫があります。
この場合の会計処理について教えてください。

#No. 28(掲載号)
# 西田 友洋
2013/07/18

《速報解説》 「時価の算定に関する研究資料」の解説

我が国の会計実務においては、資産の時価を算定する局面が増加している。
しかしながら、棚卸資産に関する正味売却価額の算定や固定資産の減損会計における正味売却価額の算定のように、非金融商品についての時価算定については判断に迷う論点が多いと思われる。
「研究資料」は、時価の算定方法について1つの見解や結論を見出すことは困難であるが、これまでの専門委員会での検討経過を研究資料として公表することは意義があると考えられて、公表されたものである。

#No. 27(掲載号)
# 阿部 光成
2013/07/12

《速報解説》 「日本における公認会計士及び公認会計士制度のあるべき姿の提言プロジェクトチーム」(中間報告)の解説

平成25年7月3日、日本公認会計士協会・日本における公認会計士及び公認会計士制度のあるべき姿の提言プロジェクトチームは、「日本における公認会計士及び公認会計士制度のあるべき姿の提言プロジェクトチーム」(中間報告)(以下「中間報告」という)を公表した。

#No. 27(掲載号)
# 阿部 光成
2013/07/12

《速報解説》 「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い(案)」の解説

従業員の福利厚生に資するために、信託を利用して自己株式を取得する取引が行われており、実務上、日本版ESOP(Employee Stock Ownership Plan)などと呼ばれることがある。
当該取引に関する会計処理は、実務上、バラツキがあるといわれている。
そこで、平成25年7月2日、企業会計基準委員会は、実務対応報告公開草案第39号「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い(案)」(以下「公開草案」という)を公表し、意見募集を行っている。

#No. 27(掲載号)
# 阿部 光成
2013/07/12

会計リレーエッセイ 【第7回】「中小企業の会計の行方」

わが国における非上場会社、とりわけ、中小企業の会計は、―適切になされている事例は散見されるものの―少なくとも拡大前EU加盟国や北欧諸国と比べ、残念ながら、マクロ的には見劣りがすることは否定できない。
すなわち、ヨーロッパ諸国においては、EC会社法指令に基づいて、計算書類の登記所開示が行われるとともに、外部監査人の監査の対象となっている会社の「割合」も日本に比べればはるかに高い(そもそも、原則として対象となるが、例外的に監査を受けることを要しない―とはいえ、監査の対象とならない中小企業の絶対数は多い―というアプローチになっており、例外的に会計監査人監査が要求されるとする日本とは発想が異なる)。

#No. 27(掲載号)
# 弥永 真生
2013/07/11

林總の管理会計[超]入門講座 【第6回】「正しい原価計算とは何?」

〔Q〕伝統的原価計算って、いつの時代の原価計算なんですか。
〔林〕原価計算の歴史は19世紀に遡るのだけれど、伝統的原価計算という場合、それは20世紀のはじめにGMやウェスティングハウスなどで発展した原価計算を指している。
つけ加えれば、実務で行われている原価計算の大半は、この方式といっていい。
〔Q〕じゃあ、ポスト伝統的原価計算はいつなんですか。
〔林〕1980年代後半だね。具体的には、活動基準原価計算や時間基準原価計算などだ。
〔Q〕2つの原価計算の違いって、何なのですか。
〔林〕その質問に答えるには、まだまだ君の知識が足りないな。

#No. 27(掲載号)
# 林 總
2013/07/11

経理担当者のためのベーシック会計Q&A 【第12回】棚卸資産会計②「棚卸資産評価の会計処理」-収益性の低下に基づく簿価切下げ

最近、当社が扱っている商品の販売価格が下落しており、期末在庫の正味売却価額が取得原価より低下していました。
この場合の会計処理について、教えてください。

#No. 27(掲載号)
# 西田 友洋
2013/07/11

《速報解説》 「不正調査ガイドライン」(公開草案)の解説

平成25年7月2日、日本公認会計士協会は、経営研究調査会研究報告「不正調査ガイドライン」(公開草案)(以下「公開草案」という)を公表し、意見募集を行っている。
意見募集期間は平成25 年7月15 日までである。

#No. 26(掲載号)
# 阿部 光成
2013/07/09

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