法人税の解釈をめぐる論点整理 《役員給与》編 【第5回】
一般の法人において、使用人に対して、夏季や冬季などの所定の時期に賞与が支給されることは多く、役員に対しても、同様に賞与の支給がなされる場合がある。
そのような役員に対する賞与であっても、事前に支給金額が確定していれば、利益調整の余地は乏しく、その恣意性が排除されると考えられる。
〔平成9年4月改正の事例を踏まえた〕 消費税率の引上げに伴う実務上の注意点 【第9回】税率変更の問題点(8) 「各種契約書の変更」
事業者が売買契約、請負契約、賃貸借契約などの取引を行う場合には、その取引内容について契約書を作成することがあるが、消費税が課税される取引につき契約書を作成する際の消費税額の表示方法については、様々な形式がある。
〔税の街.jp「議論の広場」編集会議 連載5〕 従業員から役員になった場合の退職金計算の問題点【その1】
平成25年からは、退職金を支給する際に、勤続期間5年以下の役員に対する退職所得、つまり特定役員退職手当等に対する2分の1計算が廃止される。
更に、これ以外にも、退職所得全般について、復興特別所得税計算が行われる必要があることと、住民税の10%徴収が開始することで、源泉徴収計算の方法が大きく変わることになる。
《速報解説》 贈与税関連の改正事項(教育資金贈与以外)─平成25年度税制改正大綱─
平成25年1月24日に、与党から平成25年度税制改正大綱が公表された。
本稿では、平成25年度税制改正大綱に含まれる贈与税関連(教育資金贈与以外)の改正について、その内容を概観し、改正の影響を検討していく。
《速報解説》 雇用促進税制の拡充について─平成25年度税制改正大綱─
平成25年度税制改正では、民間投資や雇用を喚起し持続的成長を可能とする成長戦略に基づく政策税制措置を講じることとされており、特に雇用の拡大・所得の増大を念頭に置いた税制措置として「所得拡大促進税制」が創設されたほか、従来の雇用促進税制の拡充が盛り込まれた。
《速報解説》 所得拡大促進税制の創設について─平成25年度税制改正大綱─
平成25年1月24日、与党の平成25年度税制改正大綱が決定され、同29日には閣議決定された。
平成25年度税制改正では、民間投資や雇用を喚起し持続的成長を可能とする成長戦略に基づく政策税制措置を講じることとされている。
本稿では、その一環として創設された「所得拡大促進税制」について解説を行う。
《速報解説》 相続税関連の改正事項(小規模宅地特例・事業承継税制以外)─平成25年度税制改正大綱─
平成25年1月24日に、与党から平成25年度税制改正大綱が公表された。
本稿では、平成25年度税制改正大綱に含まれる相続税関連(小規模宅地特例・事業承継税制以外)の改正について、その内容を概観し、改正の影響を検討していく。
《速報解説》 延滞税等の見直し─平成25年度税制改正大綱─
与党である自民党・公明党が策定した平成25年度税制改正大綱(平成25年1月24日公表)において、納税環境整備の一環として、延滞税等の見直しが盛り込まれた。
「平成25年度税制改正」はこう読む 【第1回】
1月24日、自民・公明の新政権は、異例の年明けの税制改正で、実質18日間という短期間で、極めて重要な内容を含む平成25年度税制改正大綱(以下「大綱」)を決定した。
本稿では、大綱の概要を紹介しながら、その背後にある政治的な課題、経済・社会よりの要請を考察し、なぜ、平成25年度税制改正がこのような内容となったのかを解説していきたい。