公開日: 2022/03/31 (掲載号:No.463)
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2022年3月期決算における会計処理の留意事項 【第4回】

筆者: 西田 友洋

 

Ⅹ 金融庁の令和2年度有価証券報告書レビューを踏まえた留意事項

 
2021年4月8日に金融庁より「令和2年度 有価証券報告書レビューの審査結果及び審査結果を踏まえた留意すべき事項」が公表された。これは、令和2年度の有価証券報告書レビューの実施状況を踏まえ、複数の会社に共通して記載内容が不十分であると認められた事項に関し、記載に当たって留意点等を取りまとめたものである。

レビュー結果の内容は、上場会社のみならず、非上場会社の2022年3月期決算においても参考となる箇所がある。

 

1 有価証券報告書の【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】の記載

 

2 有価証券報告書の【事業等のリスク】の記載

 

3 有価証券報告書の【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(MD&A)】の記載

 

4 有価証券報告書の【監査の状況】の記載

 

5 収益認識に関する注記【収益の分解】

「収益の分解」に関する具体的な注記内容については、本連載【第2回】Ⅳ2(1)を参照されたい。

 

6 収益認識に関する注記【収益を理解するための基礎となる情報/契約及び履行義務に関する情報・履行義務の充足時点に関する情報】

「収益を理解するための基礎となる情報/契約及び履行義務に関する情報」に関する具体的な注記内容については、本連載【第2回】Ⅳ2(2)①④を参照されたい。

 

7 収益認識に関する注記【当期及び翌期以降の収益の金額を理解するための情報/残存履行義務に配分した取引価格】

「当期及び翌期以降の収益の金額を理解するための情報/残存履行義務に配分した取引価格」に関する具体的な注記内容については、本連載【第2回】Ⅳ2(3)②を参照されたい。

 

8 収益認識に関する注記【その他】

 

◎ 令和3年度 有価証券報告書レビューの審査結果及び審査結果を踏まえた留意すべき事項

2022年3月25日に金融庁より「令和3年度 有価証券報告書レビューの審査結果及び審査結果を踏まえた留意すべき事項」が公表された。

「令和2年度 有価証券報告書レビューの審査結果及び審査結果を踏まえた留意すべき事項」と同様の内容も含まれるため、以下では、「令和3年度 有価証券報告書レビューの審査結果及び審査結果を踏まえた留意すべき事項」において、新しく記載された内容についてのみ、解説する。

 

1 「会計上の見積りの開示に関する会計基準」における留意事項

➤ 開示すべき重要な会計上の見積り項目の識別においては、翌年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクか否かについて、影響の金額的大きさ及び発生可能性に関する企業自身の適切な総合的判断が求められる。開示すべき会計上の見積り項目に漏れ等がないように慎重な判断が期待される。

➤ 開示するべき具体的な内容や記載方法(定量的情報若しくは定性的情報、又はこれらの組合わせ)は、開示目的に照らした企業自身による適切な判断が求められる。投資家がリスクの内容を十分理解できるように具体的な内容等の開示が期待される。

 

2 「会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」における留意事項

➤ 重要な会計方針として記載すべき項目の見直しの要否を定期的に検討することに留意する。例えば、以下のような場合には特に留意が必要である。

・関連する会計基準等が存在しない新たな取引や経済事象が出現した場合

・業界特有の会計処理方針等、該当する事項はあるものの、重要性が乏しいために省略していたが、経営環境やビジネスの変化等により当該事項の重要性が増加した場合

 

3 有価証券報告書の「役員の報酬等」の留意事項

➤ コーポレート・ガバナンスの観点で、取締役会及び委員会等の活動の内容の記載が求められているため、役員の報酬等の額を取締役会等で決定していること(決定方針等)のみの記載では足りない。そのため、当事業年度における役員の報酬を決定する過程で、取締役会等において、いつ、どのような内容の審議を行って決定したか、具体的に活動内容を記載することに留意する。

➤ 役員報酬について、取締役会の決議によって決定の全部又は一部を取締役(例えば、代表取締役等)に再一任している場合、取締役会の活動内容(例えば、再一任に関する審議を行った取締役会の審議内容及び開催時期等や再一任を受けた取締役により決定された内容について取締役会で審議を行っている場合にはその審議内容及び開催時期等)を記載する。

 

4 有価証券報告書の「株券等の保有状況」の留意事項

➤ 投資家が期待する好開示のポイントの例は以下のとおりである。

・保有方針に関して、保有先企業のノウハウ・ライセンスの利用等、経営戦略上、どのように活用し得るかについて具体的に記載する。また、保有の上限の設定や売却の方針等がある場合は当該方針を記載する。

・保有の合理性を検証する方法に関して、純投資のように時価(含み益)や配当金によるリターンを評価するのではなく、事業投資と同様、事業の収益獲得への貢献度合いについて具体的に記載する。

・個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容に関して、取締役会等の具体的な開催日時や議題等を記載する。

・定量的な保有効果を記載する。定量的な保有効果の記載が困難な場合、どのような観点で定量的な測定が困難だったかを具体的に記載する。

 

5 新型コロナウイルス感染症に関する開示の留意事項

(1) 新型コロナウイルス感染症に関する開示の全体的な留意事項

➤ 新型コロナウイルス感染症の影響により経営の不確実性が高まる中、経営者の視点による充実した開示を行うことは、投資家の投資判断にとって重要と考えられる。しかし、取締役会や経営会議等において議論された新型コロナウイルス感染症に関する経営環境、経営方針、経営リスク等の内容について、十分に開示されていない事例が見受けられた。経営者の視点による充実した開示が行われることを期待される。

➤ 新型コロナウイルス感染症の影響は、通常、セグメントごと(事業、地域等)に異なることが考えられる。セグメントごとの違い(あるいは、違いが少ない場合にはその内容も含む)について、十分に開示されていない事例が見受けられた。セグメントごとの情報に関して、経営者の視点による深度ある開示が行われることが期待される。

➤ 新型コロナウイルス感染症に関する開示は、通常、有価証券報告書の非財務情報及び財務情報の複数の箇所にまたがる。それぞれの箇所で記載されている内容の関係性が不明瞭な事例が見受けられた。それぞれの開示項目の目的に照らし、投資家にわかりやすく、首尾一貫した開示が行われることが期待される。

(2) 新型コロナウイルス感染症に関する開示の個別の留意事項

① 有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題」

経営方針・経営戦略等の見直しに関する判断の内容の情報開示が不足している。		新型コロナウイルス感染症の流行に伴う経営環境等への影響を踏まえ、経営方針・経営戦略等を見直した場合にはその内容、また、見直す必要がないと判断した場合でも、その結論に至った判断の背景等を開示することが望まれる。

② 有価証券報告書の「事業等のリスク」

業績への影響のみ記載されており、従業員の働き方やサプライチェーンへの影響といった、事業活動に与える影響等についての記載が不足している。		業績への影響だけではなく、例えば、従業員の働き方やサプライチェーンへの影響といった、事業活動に与える影響等も含めて、取締役会や経営会議等における議論の内容等を記載する。 	リスクの内容(顕在化する可能性の程度や時期、影響額等)に関する開示が不足している。		リスクが顕在化する可能性の程度や時期、リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響額等、リスクの内容を具体的に記載する。また、定量的な金額等の開示が望ましいが、定量化ができない場合にはその旨を開示し、定量化が可能となった場合において四半期報告書等での適時の開示が望まれる。 	リスクへの対応策についての記載が不足している。		リスクの対応策については、テレワーク等の事業活動に係る対応策を含め、取締役会や経営会議等における議論の内容等を踏まえ具体的に記載する。

③ 有価証券報告書の「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」

新型コロナウイルス感染症に関するセグメント別の分析など具体的な説明が不足している。		経営成績等の分析において、 例えば、セグメントごと(事業や地域)の影響、生産・販売に関する影響など適切に区分して記載するなど、より具体的な内容の分析を記載する。

④ 重要な会計上の見積り注記

将来の事業計画において、将来の新型コロナウイルス感染症の影響に関する経営者の見積りを反映している点はわかるものの、どのような点を主要な仮定としているか等の具体的な記載がない。		将来の新型コロナウイルス感染症の影響に関する見積りが重要な仮定である場合、新型コロナウイルス感染症に関して、どのような点を主要な仮定としているか(例えば、新型コロナウイルス感染症の収束時期に関する仮定など)について具体的に記載する。 	特定の事業(ABC事業)の固定資産に関する追加の減損リスクを記載しているにも係らず、全社ベースでの固定資産の残高のみ開示されている。 	項目名についても、特定の事業(ABC事業)に関する固定資産の減損であることが明確ではない。		開示の目的に照らし、翌年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクの内容として、全社ベースではなく、当該特定の事業(ABC事業)の固定資産の残高を開示する。 	また、項目名は「ABC事業に係る固定資産の減損」など明確化することが望ましい。

 

6 収益認識に関する注記の留意事項

① 契約資産及び契約負債

契約資産や契約負債の残高に関する定性的な説明がなく、これらの残高と履行義務の充足や通常の支払時期との関係性が不明瞭となっている。		契約資産や契約負債の残高に加えて、定性的な説明を加えることで、履行義務の充足や通常の支払時期との関係性を明らかにする。

② 取引価格及び履行義務への配分額の算定

取引価格の算定(変動対価等の見積り)について記載されていない。		変動価格の算定について具体的に記載する。 	取引価格の配分が必要な場合において、約束した財又はサービスの独立販売価格の見積りに関する情報の記載がない。		取引価格の配分が必要な場合においては、約束した財又はサービスの独立販売価格の見積りに関する情報を記載する。

2022年3月期決算における会計処理の留意事項

【第4回】
(最終回)

 

史彩監査法人
公認会計士 西田 友洋

 

Ⅸ 会社法施行規則等の改正

 

令和3年法務省令第45号「会社法施行規則及び会社計算規則の一部を改正する省令(以下、「本省令」という)」が2021年12月13日に公布され、同日付けで施行されている。

なお、本省令と同様の改正は、2020年5月15日に公布・施行した会社法施行規則及び会社計算規則の一部を改正する省令(令和2年法務省令第37号)、2021年1月29日に公布・施行した会社法施行規則及び会社計算規則の一部を改正する省令(令和3年法務省令第1号)でも行われているが、いずれも効力を失っているため、改めて同様の改正として行われたものである。

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連載目次

3月期決算における会計処理の留意事項

「2024年3月期決算における会計処理の留意事項」(全4回)

Ⅰ 法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準

Ⅱ 資金決済法における特定の電子決済の手段の会計処理及び開示に関する当面の取扱い

Ⅲ 電子記録移転有価証券表示権利等の発行及び保有の会計処理及び開示に関する取扱い

Ⅳ グローバル・ミニマム課税制度に係る法人税等の会計処理及び開示に関する取扱い(案)

Ⅴ グローバル・ミニマム課税制度に係る税効果会計の適用に関する当面の取扱い(案)

Ⅵ 自己株式及び準備金の額の減少等に関する会計基準の適用指針(案)

Ⅶ 企業内容等の開示に関する内閣府令の改正

Ⅷ インボイス制度

Ⅸ 分配可能額

Ⅹ サステナビリティ開示

XI 税制改正

XII 四半期報告制度の改正

XIII 金融庁の令和4年度有価証券報告書レビューを踏まえた留意事項

◎ 金融庁の令和5年度有価証券報告書レビューを踏まえた留意事項

「2023年3月期決算における会計処理の留意事項」(全4回)

  • 【第1回】
    Ⅰ 税制改正等
    Ⅱ グローバル・ミニマム課税に対応する法人税法の改正に係る税効果会計の適用に関する当面の取扱い(案)
  • 【第2回】
    Ⅲ 時価の算定に関する会計基準の適用指針
    Ⅳ グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い
  • 【第3回】
    Ⅴ 会社法施行規則等の改正
    Ⅵ 企業内容等の開示に関する内閣府令の改正
  • 【第4回】
    Ⅶ 電子記録移転有価証券表示権利等の発行及び保有の会計処理及び開示に関する取扱い
    Ⅷ 法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準
    Ⅸ 金融庁の令和4年度有価証券報告書レビューを踏まえた留意事項

「2022年3月期決算における会計処理の留意事項」(全5回)

  • 【第1回】
    Ⅰ 税制改正等
    Ⅱ 連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い
    Ⅲ グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い
  • 【第2回】
    Ⅳ 収益認識に関する会計基準等
    Ⅴ 時価の算定に関する会計基準等
  • 【第3回】
    Ⅵ LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い
    Ⅶ 取締役の報酬等として株式を無償交付する取引に関する取扱い
    Ⅷ その他の記載内容に関連する監査人の責任
  • 【第4回】
    Ⅸ 会社法施行規則等の改正
    Ⅹ 金融庁の令和2年度有価証券報告書レビューを踏まえた留意事項
    Ⅺ 開示の好事例
  • 【第5回】(追補)
    ◎最近の不安定な世界情勢下における会計処理等の留意事項

「2021年3月期決算における会計処理の留意事項」(全5回)

  • 【第1回】
    Ⅰ 税制改正等
    Ⅱ 連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い
    Ⅲ 監査上の主要な検討事項(KAM)
  • 【第2回】
    Ⅳ 会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準
    Ⅴ 会計上の見積りの開示に関する会計基準
    Ⅵ 新型コロナウイルス感染症に関連する会計処理及び開示
  • 【第3回】
    Ⅶ LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い
    Ⅷ 取締役の報酬等として株式を無償交付する取引に関する取扱い
    Ⅸ 会社計算規則等の改正
  • 【第4回】
    Ⅹ 金融庁の平成31年度有価証券報告書レビューを踏まえた留意事項
    Ⅺ その他留意事項及び参考情報
    Ⅻ 今後の会計基準の改正
  • 【第5回】(追補)
    ◎ グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い(案)の公表

「2020年3月期決算における会計処理の留意事項
~新型コロナウイルス感染症の影響への対応~」(全2回)

  • 【前編】
    Ⅰ 新型コロナウイルス感染症に関連する省庁や各団体からの公表物
  • 【後編】
    (【前編】公開以降の公表情報について)
    Ⅱ 新型コロナウイルス感染症における会計処理の検討事項
    Ⅲ 会計上の見積りにあたって

「2020年3月期決算における会計処理の留意事項」(全4回)

  • 【第1回】
    Ⅰ 税制改正
    Ⅱ 「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い(案)」の公表
  • 【第2回】
    Ⅲ 会社法の改正
    Ⅳ 企業内容等の開示に関する内閣府令の改正
    Ⅴ 監査上の主要な事項(KAM)
  • 【第3回】
    Ⅵ 企業結合会計基準等の改正
    Ⅶ 在外子会社等の会計処理の改正
    Ⅷ 時価の算定に関する会計基準等の公表
    Ⅸ 収益認識基準の早期適用
  • 【第4回】
    Ⅹ 金融庁の平成30年度有価証券報告書レビューを踏まえた留意事項
    Ⅺ 今後の改正予定

「2019年3月期決算における会計処理の留意事項」(全4回)

  • 【第2回】
    Ⅱ 税制改正
    Ⅲ 企業内容等の開示に関する内閣府令の改正
  • 【第3回】
    Ⅳ 事業報告等と有価証券報告書の一体的開示
    Ⅴ 監査上の主要な事項(KAM)
    Ⅵ 有償ストック・オプションの会計処理
    Ⅶ 在外子会社等の会計処理の改正
    Ⅷ マイナス金利
    Ⅸ 仮想通貨の会計処理等
  • 【第4回】
    Ⅹ 企業結合会計基準等の改正
    XI 金融庁の平成29年度有価証券報告書レビューを踏まえた留意事項
    XII 今後の改正予定

「平成30年3月期決算における会計処理の留意事項」(全4回)

  • 【第1回】
    Ⅰ 税制改正
    Ⅱ 公共施設等運営事業における運営権者の会計処理
  • 【第2回】
    Ⅲ 有償ストック・オプションの会計処理
    Ⅳ 在外子会社等の会計処理の改正
    Ⅴ 仮想通貨の会計処理
  • 【第3回】
    Ⅵ マイナス金利
    Ⅶ 事業報告等と有価証券報告書の一体的開示のための取組
    Ⅷ 金融庁の平成28年度有価証券報告書レビューの審査結果
  • 【第4回】
    Ⅸ 収益認識
    Ⅹ 税効果会計の改正
    ⅩⅠ 監査報告書の透明化

「平成29年3月期決算における会計処理の留意事項」(全4回)

  • 【第2回】
    Ⅱ 税効果会計の改正
    Ⅲ 減価償却方法の改正
    Ⅳ 法人税等に関する会計基準の改正
  • 【第3回】
    Ⅴ マイナス金利
    Ⅵ 在外子会社等の会計処理の改正
    Ⅶ リスク分担型企業年金
  • 【第4回】
    Ⅷ 公共施設等運営事業における運営権者の会計処理
    Ⅸ 短信及び有価証券報告書の改正
    Ⅹ 金融庁の平成27年度有価証券報告書レビューの審査結果

筆者紹介

西田 友洋

(にしだ・ともひろ)

史彩監査法人 パートナー
公認会計士

2007年10月に準大手監査法人に入所。2019年8月にRSM清和監査法人に入所。2022年2月に史彩監査法人に入所。
主に法定監査、上場準備会社向けの監査を中心に様々な業種の会計監査業務に従事する。また、会社買収に当たっての財務デューデリジェンス、IPOを目指す会社への内部統制コンサル及び短期調査、収益認識コンサル実績もある。
他に、決算留意事項セミナーや収益認識セミナー等の講師実績もある。

【日本公認会計士協会委員】
監査・保証基準委員会 委員(現任)
監査・保証基準委員会 起草委員会 起草委員(現任)
中小事務所等施策調査会 「監査専門委員会」専門委員(現任)
品質管理基準委員会 起草委員会 起草委員
中小事務所等施策調査会 「SME・SMP対応専門委員会」専門委員
監査基準委員会「監査基準委員会作業部会」部会員

【書籍】
「図解と設例で学ぶ これならわかる連結会計」(共著/日本実業出版社)等

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