税理士が知っておきたい
不動産鑑定評価の常識
【第32回】
「接面街路との高低差が価格に与える影響」
~鑑定評価と相続税財産評価の捉え方の相違~
不動産鑑定士 黒沢 泰
1 はじめに
接面街路と高低差のある土地はそれが減価要因として価格に影響する場合が多いのですが、なかには増価要因として作用することもあります。鑑定評価においては、それぞれの土地の用途や状況を踏まえながら価格に与える影響度を判断していますが、相続税の財産評価では接面街路との高低差に関する規定は置かれておらず、国税庁タックスアンサーにおいては利用価値が著しく低下している宅地の評価の取扱いがなされています。
今回は、両者の捉え方を比較しつつ、接面街路との高低差が価格に与える影響度について考えてみます。
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