公開日: 2021/07/15 (掲載号:No.428)
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事例で検証する最新コンプライアンス問題 【第19回】「地面師事件とコンプライアンス体制の充実(下)」

筆者: 原 正雄

事例で検証する

最新コンプライアンス問題

【第19回】

「地面師事件とコンプライアンス体制の充実(下)」

 

弁護士 原 正雄

 

前回に続き、地面師事件においてコンプライアンスの観点から参考となる論点をピックアップし、解説を行う。

1 専門家からの助言

(1) 司法書士からの助言

本件不動産の売買契約の成立から数日後、東京マンション事業部は、司法書士からメールで本件不動産について仮登記手続が完了した旨の報告を受けた。同メールには「提出書類に不備はないことを法務局が判断したことになるが、形式的審査の結果にすぎないので、本人性を疑う場合にはより踏み込んだ調査をする必要がある」旨が記載されていた。

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「地面師事件とコンプライアンス体制の充実(下)」

 

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前回に続き、地面師事件においてコンプライアンスの観点から参考となる論点をピックアップし、解説を行う。

1 専門家からの助言

(1) 司法書士からの助言

本件不動産の売買契約の成立から数日後、東京マンション事業部は、司法書士からメールで本件不動産について仮登記手続が完了した旨の報告を受けた。同メールには「提出書類に不備はないことを法務局が判断したことになるが、形式的審査の結果にすぎないので、本人性を疑う場合にはより踏み込んだ調査をする必要がある」旨が記載されていた。

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連載目次

「事例で検証する最新コンプライアンス問題」

筆者紹介

原 正雄

(はら・まさお)

弁護士。一橋大学法学部卒、中島経営法律事務所パートナー

専門は、コンプライアンス、企業危機管理、消費者対応、製造物責任、知的財産、労務、セクハラ・パワハラ、証券取引、M&A、訴訟など企業法務

主な著書に「社内規程整備で取り組む―中小企業のコンプライアンス対策」(清文社)、「図解 仕事の法律」(共著、三笠書房)、「ネットリスク対策なるほどQ&A」(共著、中央経済社)、「事例で見る借地借家契約の解除」(共著、新日本法規)など多数。
論文執筆、講演・研修など多数。

http://www.ntlo.net/partner/detail/id=15&contents_type=45

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