公開日: 2022/06/02 (掲載号:No.472)
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事例で検証する最新コンプライアンス問題 【第22回】「電機メーカーでの品質不正-過去の点検で不正を発見できなかったのはなぜか」

筆者: 原 正雄

事例で検証する

最新コンプライアンス問題

【第22回】

「電機メーカーでの品質不正
-過去の点検で不正を発見できなかったのはなぜか」

 

弁護士 原 正雄

 

M電機では、2016年、2017年、2018年と3度にわたり、グループ全体を対象に品質不正あぶり出しの点検を実施した。ところが、M電機は3度も点検をしていたにもかかわらず不正の全てを発見することができず、その後も多くの不正の発覚が続いている。

前回(第21回)は、なぜM電機で不正が起きたのか、その原因について検討した。本稿では、M電機が3度にわたる点検を実施したのに、なぜ不正を発見できなかったのか、その理由について検討したい。

以下、M電機が発見できなかった長崎製作所での不正を取り上げ、分析していく。

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「電機メーカーでの品質不正
-過去の点検で不正を発見できなかったのはなぜか」

 

弁護士 原 正雄

 

M電機では、2016年、2017年、2018年と3度にわたり、グループ全体を対象に品質不正あぶり出しの点検を実施した。ところが、M電機は3度も点検をしていたにもかかわらず不正の全てを発見することができず、その後も多くの不正の発覚が続いている。

前回(第21回)は、なぜM電機で不正が起きたのか、その原因について検討した。本稿では、M電機が3度にわたる点検を実施したのに、なぜ不正を発見できなかったのか、その理由について検討したい。

以下、M電機が発見できなかった長崎製作所での不正を取り上げ、分析していく。

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連載目次

「事例で検証する最新コンプライアンス問題」

筆者紹介

原 正雄

(はら・まさお)

弁護士。一橋大学法学部卒、中島経営法律事務所パートナー

専門は、コンプライアンス、企業危機管理、消費者対応、製造物責任、知的財産、労務、セクハラ・パワハラ、証券取引、M&A、訴訟など企業法務

主な著書に「社内規程整備で取り組む―中小企業のコンプライアンス対策」(清文社)、「図解 仕事の法律」(共著、三笠書房)、「ネットリスク対策なるほどQ&A」(共著、中央経済社)、「事例で見る借地借家契約の解除」(共著、新日本法規)など多数。
論文執筆、講演・研修など多数。

http://www.ntlo.net/partner/detail/id=15&contents_type=45

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