2020年3月期決算における会計処理の留意事項
~新型コロナウイルス感染症の影響への対応~
【前編】
RSM清和監査法人
公認会計士 西田 友洋
連載の目次はこちら
◆ ◆ ◆ はじめに ◆ ◆ ◆
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大により、企業の経済活動に大きな影響を及ぼし、多くの企業において、様々なリスクが発生しています。
そのため、今回の決算において、今まで以上に検討すべき会計処理が多く発生する可能性があります。そこで、本解説では、新型コロナウイルス感染症の影響により検討対象となる会計処理について解説しています。
なお、本解説は、2020年3月期の決算の会社を前提に解説していますが、2020年2月期又は2020年4月期以降の決算の会社においても同様の検討が必要になりますので、2020年2月期又は2020年4月期以降の決算の会社においても参考にしてください。
(注) 本解説は、2020年4月6日時点の情報をもとに解説しています。
Ⅰ 新型コロナウイルス感染症に関連する省庁や各団体からの公表物
2020年2月以降、省庁や各団体から以下の様々な財務報告関連の情報が公表されている。
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