税理士が知っておきたい
不動産鑑定評価の常識
【第7回】
「“価格の三面性”からみた不動産鑑定評価の方式」
~基本的な考え方と留意点~
不動産鑑定士 黒沢 泰
前回まで、土地価格の特徴やその形成要因、借地権及び借家権の価格の相違、地代算定の目安など、不動産の価格や賃料にまつわる現象を角度の異なるいくつかの側面から取り上げてきました。
各々の解説を読まれた方は既に感じ取られたことと思いますが、不動産には他の財に見られない多くの特徴があり、これが不動産の価格の形成過程を複雑かつ難解なものにしている要因ではないかと思います。しかし、不動産に価格が生ずる源泉を探っていった場合、そこには一般の財と共通する「価格の三面性」という性格を見い出すことができます。
そこで、今回は、鑑定評価の方式の基礎にある「価格の三面性」について述べ、そこから派生して成り立つ鑑定評価の各方式や手法を掲げるとともに、基本的な考え方と特に税理士の方に向けた留意点を解説しておきます。
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