税理士が知っておきたい
不動産鑑定評価の常識
【第65回】
「普通借地権との比較で明らかとなる
定期借地権の評価に当たり特に留意すべき事項」
不動産鑑定士 黒沢 泰
1 はじめに
昨今、定期借地権(特に事業用定期借地権)の活用事例が増えていますが、借地上に建築する建物の使用可能期間に関し、定期借地権であるが故に留意しなければならない点があります。このことは、定期借地権の性格を普通借地権(旧借地法の時期に設定された借地権も含みます)と比較することにより明らかとなります。
2 定期借地権の特徴
定期借地権は文字どおり、契約期間が満了すれば貸主が更新拒絶を行うための正当事由を備えているか否かにかかわらず契約は終了します。このことは改めて述べるまでもありません。しかし、これ以外に建物の使用可能期間の面で留意しなければならない点があります。これが思ったほど周知されていません。
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