〔中小企業のM&Aの成否を決める〕
対象企業の見方・見られ方
【第31回】
「不採算の売り手に対してM&Aをする場合の再生の着眼点」
~再生させるように相手を磨くことのできる買い手になるために~
公認会計士・税理士
荻窪 輝明
《今回の対象者別ポイント》
買い手企業
⇒不採算の売り手に対するアプローチの仕方のポイントを知る。
売り手企業
⇒不採算の状況に対峙する買い手の考え方、見方、動き方を知るヒントにする。
支援機関(第三者)
⇒不採算の売り手が当事者になるM&Aのポイントを知り、M&Aの助言に役立てる。
その他の対象者
⇒不採算の売り手が当事者になるM&Aのポイントを理解する。
1 売り手に不足する資源と課題は何か
中小企業同士でも、一方(買い手)が他方(売り手)を救済するために行われるM&Aのケースは少なくありません。買い手はわざわざ不採算の売り手と共に歩む道を選択するわけですから、どれくらいの期間がかかるかわからないにせよ、採算にのせてM&Aの効果を高めたいものです。売り手としても、自力では抜け出せない状況を買い手の力を借りてなるべく早く脱したいのではないでしょうか。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。