《速報解説》 会計士協会、「監査及びレビュー等の契約書の作成について」を改正~監査上の主要な検討事項(KAM)の早期適用等に対応~
2019年3月29日(ホームページ掲載日は4月1日)、日本公認会計士協会は、「監査及びレビュー等の契約書の作成について」(法規委員会研究報告第16号)の改正を公表した。
《速報解説》 企業内会計士等に向けた「倫理規則」「違法行為への対応に関する指針」等の改正が公表される~誤解を生じさせる情報への関与を回避するよう求める~
2019年3月20日(ホームページ掲載日は3月29日)、日本公認会計士協会は、次のものを公表した。
① 「倫理規則」の改正
② 「違法行為への対応に関する指針」の改正
③ 「職業倫理に関する解釈指針」の改正
これにより、2018年12月26日から意見募集していた公開草案が確定することになる。公開草案に対しては、「会計参与」の取扱いに関するコメントが寄せられている。
《速報解説》 国税庁等、改元及び10連休に係る対応を公表~「平成31年6月1日」等、平成表記の日付による書類も有効として取り扱う(e‐Taxも同様)~
昨日(平成31年4月1日)正午前、菅官房長官による記者発表により、「平成」に続く新元号を「令和(れいわ)」とすることが公表され、同日の官報特別号外第9号にて「元号を改める政令」が公布、天皇の退位等に関する皇室典範特例法の施行の日(平成31年4月30日)の翌日、すなわち5月1日から施行することとされた。
《速報解説》 国税不服審判所「公表裁決事例(平成30年7月~9月)」~注目事例の紹介~
国税不服審判所は、平成31年3月26日、「平成30年7月から9月分までの裁決事例の追加等」を公表した。今回追加された裁決は表のとおり、全9件で、相続税法が3件、法人税法が2件、国税通則法が2件、所得税法と登録免許税法が各1件となっている。9件の公表裁決のうち、国税不服審判所によって課税処分等の全部又は一部が取り消された裁決が7件、棄却された裁決が2件となっている。
《速報解説》 日本建設業連合会より「建設業における『収益認識に関する会計基準』の研究報告」が公表される~業界として一定方向へ会計処理できるよう解釈・注意点等を取りまとめ~
2019年3月28日(ホームページ掲載日は3月29日)、日本建設業連合会 会計・税制委員会 会計部会の収益認識基準ワーキンググループは、「建設業における『収益認識に関する会計基準』の研究報告」を公表した。
《速報解説》 平成31年度税制改正に係る「所得税法等の一部を改正する法律」が3月29日付官報:特別号外第5号にて公布~施行日は原則4月1日、経営承継円滑化法の改正省令等関連法も同日施行~
平成31年度税制改正関連法が3月27日の参議院本会議で可決・成立し、3月29日(金)の官報特別号外第5号にて「所得税法等の一部を改正する法律」が公布された(法律第6号)。施行日は原則平成31年4月1日(法附則第1条)。地方税関係の改正法である「地方税法等の一部を改正する法律」も官報同号にて公布されている(法律第2号)。
《速報解説》 会計協、「農業協同組合等の会計に関する研究報告」を公表~会計監査人監査への移行に伴い貸倒引当金や減損会計等、会計に関する論点を明確化~
2019年3月19日(ホームページ掲載日は3月28日)、日本公認会計士協会は、「農業協同組合等の会計に関する研究報告」(非営利法人委員会研究報告第40号)を公表した。
《速報解説》 外貨建有価証券等の取扱いを整理した「公益法人会計基準に関する実務指針」の改正が確定~2018年4月1日以後開始する事業年度に係る監査から適用~
2019年3月19日(ホームページ掲載日は2019年3月28日)、日本公認会計士協会は、「公益法人会計基準に関する実務指針」(非営利法人委員会実務指針第38号)の改正を公表した。これにより、2019年1月18日から意見募集していた公開草案が確定することになる。
これは、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号、2018年2月16日)及び内閣府公益認定等委員会から公表された「公益法人の会計に関する諸課題の検討結果について」(2018年6月15日)などに基づいて、公益社団・財団法人における会計上の取扱いについて所要の見直しを行うものである。
《速報解説》 社会福祉法人の会計監査義務付けに係る会計基準等改正に応じ「社会福祉法人会計基準に関する実務上のQ&A」が改正される
2019年3月27日、日本公認会計士協会は、「社会福祉法人会計基準に関する実務上のQ&A」(非営利法人委員会研究資料第5号)の改正を公表した。
プロフェッションジャーナル No.312が公開されました!~今週のお薦め記事~
青山慶二早稲田大學教授による『これからの国際税務』では、デジタル経済への課税問題解決へ向けた国際的な検討が進む中、平成31年度改正で存置される、税務当局がデジタルサービス関連業者に対し、一定の条件下で納税者の取引情報等を照会できる仕組みについて、その背景を含め解説します。
