プロフェッションジャーナル No.264が公開されました!~今週のお薦め記事~
昨年12月(大綱公表後)の掲載に続き佐藤信祐公認会計士による「平成30年度税制改正における『組織再編税制・M&A税制』の改正事項」の解説記事を掲載。改正法令から明らかになった事項を取り上げます。長期連載『組織再編税制の歴史的変遷と制度趣旨』と合わせてご覧ください。
《速報解説》 会計士協会、研究報告「内部統制報告制度の運用の実効性の確保について」を公表~近年の「開示すべき重要な不備」を分析、留意事項を紹介~
平成30年4月6日、日本公認会計士協会は、「内部統制報告制度の運用の実効性の確保について」(監査・保証実務委員会研究報告第32号)を公表した。
《速報解説》 中小企業庁、事業承継税制の特例制度適用に必要な「特例承継計画」等の様式を公表~認定経営革新等支援機関による指導・助言内容の記載欄も~
特例制度を受けるには、通常の事業承継税制と同様、経営承継円滑化法の省令(中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律施行規則)に定められた手続を経る必要があるが、今回の特例制度創設に対応する形でこの省令も改正が行われ、4月1日より施行されている。
このように特例制度の適用に必要な手続が4月からスタートしたことを受け、中小企業庁は4月2日付でこれら手続に必要な申請書のうち一部の様式の公表を開始した。
プロフェッションジャーナル No.263が公開されました!~今週のお薦め記事~
今月から複数の新連載がスタートします。まず今週は、法改正や制度整備によって対策の進む「空き家問題」について、事例を元に法律面の問題を解説する『空き家をめぐる法律問題』がスタート(羽柴研吾弁護士)。第1回は空き家内にある立木が隣家へ侵入したり擁壁の崩壊によって土砂が浸入した場合の権利関係を解説します。
《速報解説》 「収益認識に関する会計基準」及び同適用指針が正式公表される~H33.4.1以後開始事業年度から適用、本年からの早期適用・経過措置も~
平成30年3月30日、企業会計基準委員会は次の会計基準等を公表した。これにより、平成29年7月20日から意見募集していた公開草案が確定することになる。
① 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号。以下「収益認識会計基準」という。目次を含めて35ページ)
② 「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号。以下「収益認識適用指針」という。目次を含めて43ページ。設例は設例1から設例30まであり、63ページ)
これは、収益認識に関する包括的な会計基準である。
《速報解説》 「上場会社における不祥事予防のプリンシプル」、パブコメを経て正式公表~6つの原則で不祥事の発生そのものを予防する取組みを示す~
2018年3月30日、日本取引所自主規制法人は、「「上場会社における不祥事予防のプリンシプル」の策定について」を公表した。これにより、2018年2月21日から意見募集されていた公開草案が確定することになる。
《速報解説》 平成30年度税制改正に係る「所得税法等の一部を改正する法律」が3月31日付官報:特別号外第7号にて公布~施行日は原則4月1日~
財務省の決裁文書の書換えをめぐり平成30年度税制改正関連法案の国会での審議の遅れが懸念されていたが、3月28日の参議院本会議で可決・成立され、3月31日(土)の官報特別号外第7号にて「所得税法等の一部を改正する法律」が公布された(法律第7号)。施行日は原則平成30年4月1日(法附則第1条)。地方税関係の改正法である「地方税法等の一部を改正する法律」も官報同号にて公布されている(法律第3号)。ただし、平成31年1月7日から適用予定の国際観光旅客税について規定された国際観光旅客税法案は参議院での審議が続いている。
《速報解説》FASF、一体的開示をより行いやすくするための「有価証券報告書の開示に関する事項」を公表 ~有価証券報告書と事業報告等の記載共通化に向けた留意点・記載事例を示す~
平成30年3月30日、財務会計基準機構(FASF)は、「有価証券報告書の開示に関する事項- 『一体的開示をより行いやすくするための環境整備に向けた対応について』を踏まえた取組-」を公表した。
プロフェッションジャーナル No.262が公開されました!~今週のお薦め記事~
早稲田大學大学院会計研究科教授の青山慶二氏による『これからの国際税務』では、一部新聞等にて報道されているEUのデジタル経済への課税に向けた税制改革案について、その影響とBEPSとの関係を紹介します。
《速報解説》 金融庁、フォローアップ会議より提言「コーポレートガバナンス・コードの改訂と投資家と企業の対話ガイドラインの策定について」が公表される~改訂CGCは近日中にパブコメ手続を開始予定~
平成30年3月26日、金融庁は、「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」の提言として、「コーポレートガバナンス・コードの改訂と投資家と企業の対話ガイドラインの策定について」を公表した。
これは、コーポレートガバナンス・コード及びスチュワードシップ・コードを改訂するものである。
具体的な改訂案は次のとおりである。
