《速報解説》 法務省、GM課税制度に係る法人税等の会計処理及び開示に関する取扱いを受け、「会社計算規則の一部を改正する省令案」を公表
2024(令和6)年12月6日、法務省は、「会社計算規則の一部を改正する省令案」を公表し、意見募集を行っている。
《速報解説》 金融庁から「記述情報の開示の好事例集2024」の第2弾が公表される~気候変動関連等の好事例のポイント等を新たに記載~
2024(令和6)年12月5日、金融庁は、「記述情報の開示の好事例集2024(第2弾)」を公表した。
決算短信の訂正事例から学ぶ実務の知識 【第9回】「配当金総額に含まれる役員報酬BIP信託への配当額」
今回は、「配当の状況」の誤記載を取り上げます。
【第6回】で、「配当の状況」はなぜか誤りが発生しやすいと述べました。【第6回】では、配当金総額の集計の考え方について、基本的な部分を確認しました。配当金総額は、その会計年度に基準日が属する配当を集計するということがポイントでした。
今回は、これとは違う理由による誤記載です。ただし、誤記載の箇所は全く同じです。配当金総額の金額です。
今回の誤記載は、役員報酬BIP信託という制度を導入している企業で起こる可能性があります。役員報酬BIP信託とはどのようなものかということも含めて、訂正事例から学んでいきましょう。
〔中小企業のM&Aの成否を決める〕対象企業の見方・見られ方 【第55回】「中小M&Aガイドライン(第3版)の活用」~第三者に支払う手数料~
【第54回】に続き、「中小M&Aガイドライン(第3版)」(以下、「本ガイドライン」といいます)から、買い手・売り手の見方・見られ方に関する内容に絞って解説します。
有価証券報告書における作成実務のポイント 【第8回】
今回は、有価証券報告書のうち、第一部【企業情報】第5【経理の状況】の冒頭から【注記事項】(重要な会計上の見積り)までの作成実務ポイントについて解説する。
なお、本解説では2024年3月期の有価証券報告書(連結あり/特例財務諸表提出会社/日本基準)に原則、適用される法令等に基づき解説している。
開示担当者のためのベーシック注記事項Q&A 【第29回】「継続企業の前提に関する注記」
当社は連結計算書類の作成義務のある会社です。連結注記表及び個別注記表における継続企業の前提に関する注記について、どのような内容を記載する必要があるか教えてください。
《速報解説》 金融庁、政策保有株式の開示に係る「企業内容等の開示に関する内閣府令」等の改正(案)を公表~開示ガイドラインでは「純投資目的」の考え方を明示~
2024年11月26日、金融庁は、「企業内容等の開示に関する内閣府令」等の改正(案)を公表し、意見募集を行っている。
《速報解説》 ASBJが2024年年次改善プロジェクトによる企業会計基準等の改正案を公表~包括利益の表示や特別法人事業税及び種類株式の取扱いに関して提案~
2024年11月21日、企業会計基準委員会は、「2024年年次改善プロジェクトによる企業会計基準等の改正(案)」を公表し、意見募集を行っている。
《速報解説》 JICPA、「倫理規則」の改正案を公表~タックス・プランニング業務に係る規定を新設~
2024年11月20日、日本公認会計士協会は、「倫理規則」の改正に関する公開草案を公表し、意見募集を行っている。
〈経理部が知っておきたい〉炭素と会計の基礎知識 【第8回】「炭素を考慮して意思決定するには?」
カーボンプライシングは、企業などの排出する二酸化炭素に価格をつけ、これによって排出者の行動を変化させて、排出量の削減を促す手法です。政府による施策としてのカーボンプライシング(【第7回】参照)のほか、近年は、各企業が、自社の排出する二酸化炭素に社内で独自に価格を付けるカーボンプライシングも急速な広がりを見せています。これが「インターナルカーボンプライシング(ICP:Internal Carbon Pricing)」です。