《速報解説》 関信局、庭先部分を相続した場合の小規模宅地等特例の適用について文書回答事例を公表
関東信越国税局は9月20日付けで、庭先部分を相続した場合の小規模宅地等特例の適用について、下記の文書回答事例を公表した。
《速報解説》 法人税の申告期限、上場企業の株主総会期日設定柔軟化に対応し、延長実現なるか?~平成29年度税制改正要望
「日本再興戦略」等による国を挙げた取組みにより、日本の株式市場の整備を行い海外投資を呼び込もうとする動きが活発化している。昨年策定されたコーポレートガバナンス・コードもその1つだ。
ただし現在、海外投資家から日本市場への参入障壁として指摘されている問題の1つに、法人税の申告期限に関する現行制度が影響している。
《速報解説》 経産省、H29.3.31適用期限終了の中小企業向け各特例措置について延長・拡充を要望~設備投資減税は器具備品・建物附属設備の一部を適用対象に
前月末で締め切られた各省庁による「平成29年度税制改正要望」において、経済産業省は平成28年度末(H29.3.31)で適用期限が終了する税額控除・特別償却等の租税特別措置について、次のような延長・拡充等を要望している。
《速報解説》 「空き家に係る譲渡所得の特別控除の特例」に関する措置法通達が新設~被相続人居住用家屋の敷地等の判定について取扱いを示す~
平成28年7月29日、租税特別措置法(山林所得・譲渡所得関係)通達の一部が改正され、被相続人の居住用財産の譲渡に係る3,000万円特別控除についての取扱いが公表された。
本稿では今回の通達改正の中で特に留意すべき事項について、関係図を交えて解説していく。
《速報解説》 国税庁、HP上で『税理士法違反行為Q&A』を公表~どのような場合が懲戒処分の対象となるのか、具体事例で紹介
国税庁はこのたびホームページ上で『税理士法違反行為Q&A』を公表した。
国税庁は本Q&A公表にあたり「税理士業務を行う中で、税理士法違反行為を行うことなく、適正な業務運営を行っていただけるよう、どのような行為が税理士法違反に該当することとなるのかについて分かりやすい形でお示しするため、Q&A形式により取りまとめたものです。」としている。
《速報解説》 会計士協会、「国境を越える電子商取引と消費税」に関する研究報告を公表~国際動向やインボイスにも言及~
平成28年7月25日付(ホームページ掲載日8月12日)で、日本公認会計士協会は、「国境を越える電子商取引と消費税について」(租税調査会研究報告第31号)を公表した。
これは、平成27年度税制改正で電気通信利用役務の提供に関する内外判定や課税方式等に関する消費税法の改正が行われたことから、その制度上の課題などについて検討を行ったものである。
《速報解説》 地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)の対象となる「まち・ひと・しごと創生寄附活用事業」の第一弾が公表~認定事業数は102、特徴的な事業例の紹介も
地方創生応援税制、いわゆる「企業版ふるさと納税」は、既報のとおり改正地域再生法の施行日である平成28年4月20日からスタートしている。
ただし、この税額控除の適用対象となるのは地方公共団体が国から認定を受けた「まち・ひと・しごと創生寄附活用事業」への寄附に限られており、施行日時点では認定を受けた事業が存在しなかったことから、その具体的検討ができない状況が続いていた。
《速報解説》 秋の臨時国会における税制関連法案の成立へ向け、与党、「消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置」を公表~インボイスまでの経過期間は4年を存置、大規模事業者の税額計算特例は「措置せず」
自由民主党・公明党は8月2日(火)、6月に行われた安倍首相による消費税率10%引上げの平成31年10月1日への2年半延期の表明を受け、消費課税だけでなく資産課税や地方法人課税、個人所得課税など関連する税制の改正方針を示した「消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置」を公表した。
《速報解説》 財務省、「平成28年度税制改正の解説」を公表~改正消費税法は平成28年3月31日公布の内容で解説
財務省主税局が税制改正の内容を解説した「平成28年度税制改正の解説」(全983ページ)が、7月27日に財務省ホームページ上で公表された。税制改正の解説を行うページは毎年7月上旬には掲載されていることから、本年は通常より遅れての公表となった。