〈注記事項から見えた〉
減損の深層
【第12回】
「製粉事業が減損に至った経緯」
-減損発生を第三者が予測できるか-
公認会計士 石王丸 周夫
〈はじめに〉
減損損失の額は、多額に上ることがほとんどです。一時的であれ、会社の業績を圧迫します。
そのような減損損失について、発生を予測することができるのかというのが、今回のテーマです。事例として使用するのは、製粉会社の減損事例です。2020年より前に買収した海外事業について、2020年の新型コロナウイルス感染拡大等を背景に、のれんを中心に減損損失を計上しています。
さっそく事例を見ていきましょう。
〈今回の注記事例〉
◆事例の会社名:日清製粉グループ本社
◆減損された事業の内容:製粉事業
◆事例の年度:2023年3月期第3四半期
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