公開日: 2023/05/18 (掲載号:No.519)
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〈注記事項から見えた〉減損の深層 【第12回】「製粉事業が減損に至った経緯」-減損発生を第三者が予測できるか-

筆者: 石王丸 周夫

〈注記事項から見えた〉

減損深層

【第12回】

「製粉事業が減損に至った経緯」

-減損発生を第三者が予測できるか-

 

公認会計士 石王丸 周夫

 

〈はじめに〉

減損損失の額は、多額に上ることがほとんどです。一時的であれ、会社の業績を圧迫します。

そのような減損損失について、発生を予測することができるのかというのが、今回のテーマです。事例として使用するのは、製粉会社の減損事例です。2020年より前に買収した海外事業について、2020年の新型コロナウイルス感染拡大等を背景に、のれんを中心に減損損失を計上しています。

さっそく事例を見ていきましょう。

 

〈今回の注記事例〉

事例の会社名:日清製粉グループ本社

減損された事業の内容:製粉事業

事例の年度:2023年3月期第3四半期

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〈注記事項から見えた〉

減損深層

【第12回】

「製粉事業が減損に至った経緯」

-減損発生を第三者が予測できるか-

 

公認会計士 石王丸 周夫

 

〈はじめに〉

減損損失の額は、多額に上ることがほとんどです。一時的であれ、会社の業績を圧迫します。

そのような減損損失について、発生を予測することができるのかというのが、今回のテーマです。事例として使用するのは、製粉会社の減損事例です。2020年より前に買収した海外事業について、2020年の新型コロナウイルス感染拡大等を背景に、のれんを中心に減損損失を計上しています。

さっそく事例を見ていきましょう。

 

〈今回の注記事例〉

事例の会社名:日清製粉グループ本社

減損された事業の内容:製粉事業

事例の年度:2023年3月期第3四半期

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連載目次

〈注記事項から見えた〉
減損の深層

筆者紹介

石王丸 周夫

(いしおうまる・のりお)

公認会計士
石王丸公認会計士事務所

1968年生まれ。
1991年、慶応義塾大学商学部卒業。
1990年から2004年まで、監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)にて会計監査実務に従事し、多くの企業を担当。
2004年に石王丸公認会計士事務所開業。現在は、監査や上場企業へのディスクロージャー・コンサルティングを中心に活動している。

【主な著作】
・『気候変動リスクと会社経営 はじめの一歩
・『経理財務担当者、士業のための 最短で導き出す分配可能額
・『パターン別 計算書類作成「うっかりミス」の防ぎ方
・『会社の姿が浮かびあがるカンタン経営分析 決算書あぶり出し分析法』(以上、清文社)

   

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