〈注記事項から見えた〉
減損の深層
【第13回】
「太陽光発電事業が減損に至った経緯」
-建設仮勘定の減損は予測できたか-
公認会計士 石王丸 周夫
〈はじめに〉
【第12回】で、減損損失の発生を予測することができるのかというテーマを扱いました。そこでの結論は、減損処理というのは段階を踏んで慎重に行われるものであり、ある時点において、どの段階まで進んでいるかがわかれば、その資産グループについて、減損が将来実施されるかどうかを感じ取ることができると述べました。そして、その情報源としては、「重要な会計上の見積り」の注記があることを紹介したところです。
本稿でも、同様のアプローチが当てはまる事例を取り上げます。太陽光発電事業に関する減損事例です。
さっそく事例を見ていきましょう。
〈今回の注記事例〉
◆事例の会社名:トーエネック
◆減損された事業の内容:太陽光発電事業
◆事例の年度:2023年3月期第2四半期
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