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【STEP3】〈返還される部分〉返還時の会計処理
(1) 建設協力金の返還が始まる前
長期貸付金は、割引計算された金額のため、契約期間に応じて利息をプラスする必要がある(利息法により計算する)。一方、長期前払家賃は、契約期間で均等に費用処理する必要がある。
(※1) 長期貸付金の残高 × 割引率
(※2) 長期前払家賃の残高 ÷ 契約残存期間
(2) 建設協力金の返還が始まった後
上記(1)の会計処理に加えて、契約利率に応じた利息を受け取るため、受取利息を計上する。また、元本返還された金額を会計処理する必要がある。
(※3) 長期貸付金の残高 × 割引率
(※4) 建設協力金残高(= 建設協力金の支出額 - 元本返還額)× 契約利率
(※5) (※3)+(※4)
(※6) 建設協力金の元本返還額
(※7) 長期前払家賃の残高÷契約残存期間