〈桃太郎で理解する〉
収益認識に関する会計基準
【第11回】
「もし鬼退治に含まれる3つの仕事が別々の契約だったら
~契約の結合」
公認会計士 石王丸 周夫
1 きびだんごは分割払い?
「桃太郎さん、お腰につけたきびだんごを1つ私にくださいな。」
「鬼退治について来るなら、あげましょう。」
「もちろん、ついていきます。」
「それはよかった。では、一緒に行こう! きびだんごは鬼退治が終わったらあげるよ。」
イヌは桃太郎のその言葉を聞いて「えっ」という顔をしました。
「桃太郎さん・・・きびだんごは先にくださいな・・・」
「きびだんごをいつあげるか」ということで、桃太郎とイヌの条件が折り合わないようですね。
桃太郎としては、鬼退治完了後にきびだんごをあげたいようです。これに対してイヌは、今すぐきびだんごが欲しいようです。
これでは契約が成立しません。さあ、困りました。
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