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現代金融用語の基礎知識 【第20回】「ラップ口座」

筆者:鈴木 広樹

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現代金融用語の基礎知識

【第20回】

「ラップ口座」

 

事業創造大学院大学 准教授
鈴木 広樹

 

1 ラップ口座とは

ラップ口座とは、金融機関が個人に対して提供するサービスの一つであり、個人が金融機関に資産運用を包括的に委ねるというものである。乱暴な言い方をすれば、個人が金融機関にお金を渡して、「後は任せるから、これを運用して増やしてくれ」と頼むのが、ラップ口座である。ちなみに、ラップとは、英語のwrapで、「包む」という意味である。

このラップ口座の残高がこのところ急速に増えており、今年の3月末時点では前年同期の約3倍になっている。その中心は、投資先を投資信託に絞るファンドラップというものであり、最低投資額が300万円から500万円程度で、金融機関が個人から運用方法について相談を受けて、それをもとに適当な投資信託を選んで投資するというものである。

 

2 なぜ拡大?

ラップ口座の残高がこのところ急速に増えているのは、特に証券会社がその販売に力を入れるようになったからである。野村ホールディングスは、今年中にラップ口座の運用新会社を設立する予定である。


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筆者紹介

  • 鈴木 広樹

    (すずき・ひろき)

    公認会計士/事業創造大学院大学准教授

    早稲田大学政治経済学部卒業。
    證券会社で企業審査に従事した後、現職。

    【主著】
    『タイムリー・ディスクロージャー(適時開示)の実務』税務研究会
    『株式投資に活かす適時開示』国元書房
    『株式投資の基本-伸びる会社がわかる財務諸表の読み方』税務経理協会
    検証・裏口上場-不適当合併等の事例分析』清文社
    『適時開示実務入門』同文舘
    税務コンプライアンスの実務』(共著) 清文社

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