現代金融用語の基礎知識 【第19回】「デビットカード」
筆者:鈴木 広樹
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現代金融用語の基礎知識
【第19回】
「デビットカード」
事業創造大学院大学 准教授
鈴木 広樹
1 デビットカードとは
デビットカードとは、それを使って買い物をすると、金融機関の預貯金口座から即座に代金が引き落とされるカードである。キャッシュカードとクレジットカードの中間といった感じのデビットカードだが、まだクレジットカードほど利用されてはいない。
2 クレジットカードとの違い
クレジットカードで買い物をすると、後日まとめて代金が請求される。それまでの間、クレジットカード会社から代金分のお金を借りていることになる。そのため、預貯金口座残高とは関係なく、予め設定された限度額の範囲内で利用することができる。
それに対して、デビットカードの場合は、買い物時に預貯金口座から即座に代金が引き落とされ、利用は預貯金口座残高の範囲内に限られる。支払方法も、一括払いのみである。
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連載目次
「現代金融用語の基礎知識」(全25回)
- 【第1回】 「NISA(ニーサ)」
- 【第2回】 「クラウドファンディング」
- 【第3回】 「JPX日経インデックス400」
- 【第4回】 「ビットコイン」
- 【第5回】 「日本版スチュワードシップ・コード」
- 【第6回】 「影の銀行」
- 【第7回】 「イスラム金融」
- 【第8回】 「会社役員賠償責任保険」
- 【第9回】 「GPIF」
- 【第10回】 「バーゼル銀行監督委員会」
- 【第11回】 「太陽光ファンド」
- 【第12回】 「日本版コーポレートガバナンス・コード」
- 【第13回】 「多議決権種類株式」
- 【第14回】 「不適当合併等」
- 【第15回】 「監査等委員会設置会社」
- 【第16回】 「REIT(リート)」
- 【第17回】 「税務に関するコーポレートガバナンス」
- 【第18回】 「債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ)」
- 【第19回】 「デビットカード」
- 【第20回】 「ラップ口座」
- 【第21回】 「フィンテックと金融持株会社」
- 【第22回】 「アクルーアル」
- 【第23回】 「特設注意市場銘柄」
- 【第24回】 「トヨタ自動車のAA型種類株式」
- 【第25回】 「日本版スクーク」
筆者紹介
鈴木 広樹
(すずき・ひろき)
公認会計士/事業創造大学院大学准教授
早稲田大学政治経済学部卒業。
證券会社で企業審査に従事した後、現職。【主著】
『タイムリー・ディスクロージャー(適時開示)の実務』税務研究会
『株式投資に活かす適時開示』国元書房
『株式投資の基本-伸びる会社がわかる財務諸表の読み方』税務経理協会
『検証・裏口上場-不適当合併等の事例分析』清文社
『適時開示実務入門』同文舘
『税務コンプライアンスの実務』(共著) 清文社
等
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