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現代金融用語の基礎知識 【第25回】「日本版スクーク」

筆者:鈴木 広樹

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現代金融用語の基礎知識

【第25回】
(最終回)

「日本版スクーク」

 

事業創造大学院大学 准教授
鈴木 広樹

 

1 日本版スクークとは

まずスクークとは、利子を生じさせる社債を取り扱うことができないイスラム社会の企業や投資家でも取り扱うことができる、イスラム法(シャリア)に沿った金融商品であるが、実質的には社債と同様の性質を有するものである。

そして、日本版スクークとは、日本企業がイスラム社会の投資家に対して発行するスクークである。

【第7回】の「イスラム金融」で触れたように、イスラム金融においては利子の受け取りを禁じているため、こうした金融商品が考え出されたのである。

 

2 日本版スクークの仕組み

スクークは、利子が発生しないもののはずであるが、実質的には社債と同様の性質を有するものである。それはどういうことか?


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筆者紹介

  • 鈴木 広樹

    (すずき・ひろき)

    公認会計士/事業創造大学院大学准教授

    早稲田大学政治経済学部卒業。
    證券会社で企業審査に従事した後、現職。

    【主著】
    『タイムリー・ディスクロージャー(適時開示)の実務』税務研究会
    『株式投資に活かす適時開示』国元書房
    『株式投資の基本-伸びる会社がわかる財務諸表の読み方』税務経理協会
    検証・裏口上場-不適当合併等の事例分析』清文社
    『適時開示実務入門』同文舘
    税務コンプライアンスの実務』(共著) 清文社

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