〈桃太郎で理解する〉
収益認識に関する会計基準
【第8回】
「もし桃太郎がきびだんごを忘れてしまったら
~資産負債アプローチという考え方」
公認会計士 石王丸 周夫
1 桃太郎がきびだんごを忘れてきてしまった!
『桃太郎』のお話を少し変えてみましょう。
桃太郎がイヌとサルを連れて歩いていると、キジがやってきました。
「桃太郎さん、きびだんごを1つ、私にくださいな!」
「いいとも。鬼退治について来るならあげよう。」
「ぜひ家来にしてください!」
「では、一緒に行こう。それで申し訳ないんだが・・・実はきびだんごを持ってくるのを忘れてしまったんだ・・・」
「えっ!!」
「きびだんごは鬼退治から帰ってきたら必ずあげるから、このまま一緒についてきてくれるかな。」
「・・・しかたがないですね。あとでいただくという約束で、鬼退治について行きましょう。」
これが桃太郎とキジの契約場面です。
この時のキジの貸借対照表を見てみましょう。
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