谷口教授と学ぶ
税法の基礎理論
【第15回】
「租税法律主義と実質主義との相克」
-税法の目的論的解釈の過形成⑥-
大阪大学大学院高等司法研究科教授
谷口 勢津夫
Ⅰ はじめに
第6回から、「租税法律主義と実質主義との相克」という主題の下、税法の解釈適用の「過形成」を検討してきたが、その検討を「一旦」締め括るに当たって、今回と次回はこれまでとは異なる観点から税法の目的論的解釈の「過形成」を検討することにしたい。すなわち、今回は、立法の形式が助長する「過形成」を、次回は、納税者に有利な「過形成」をそれぞれ検討することにする。
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