〈平成25年分〉
おさえておきたい
年末調整のポイント
【第2回】
「生命保険料控除について」
~改正による記載もれ・計算誤りに注意~
公認会計士・税理士 篠藤 敦子
はじめに
平成22年度の税制改正において生命保険料控除の改正があり、平成24年分の所得税計算から適用されている。
平成23年までの取扱いよりも少し複雑な制度となり、保険料控除申告書も記入する箇所が増えたため、改正内容を十分に理解しないまま申告書を作成することによって、控除額の誤りや控除もれが発生しやすい状況にある。
そこで第2回目は、生命保険料控除についての留意点をまとめることとする。
1 生命保険料控除の概要
平成24年分以後の生命保険料控除は、平成24年1月1日以後に締結した保険契約等に基づいて支払った保険料(以下「新保険料」)と、平成23年12月31日以前に締結した保険契約等に基づいて支払った保険料(以下「旧保険料」)で、取扱いが異なる。
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