公開日: 2015/08/27 (掲載号:No.133)
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現代金融用語の基礎知識 【第21回】「フィンテックと金融持株会社」

筆者: 鈴木 広樹

現代金融用語の基礎知識

【第21回】

「フィンテックと金融持株会社」

 

事業創造大学院大学 准教授
鈴木 広樹

 

1 フィンテックとは

フィンテック(Fin Tech)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を合わせた言葉であり、ITを活用した金融サービスを指す。この連載の【第2回】でとり上げた「クラウドファンディング」も、広い意味ではフィンテックに含まれるかと思われるが、現在、フィンテックの中心とされるのは、スマートフォンなどを活用した個人間の送金・決済サービスであり、フィンテックと言うと、専らそうしたサービスを指す。

 

2 金融持株会社とは

金融持株会社とは、金融業を運営する子会社(銀行、証券会社、保険会社など)を持つ持株会社である。金融持株会社を設立している金融機関は多く、3大メガバンクはいずれも金融持株会社を設立している(三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ)。

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現代金融用語の基礎知識

【第21回】

「フィンテックと金融持株会社」

 

事業創造大学院大学 准教授
鈴木 広樹

 

1 フィンテックとは

フィンテック(Fin Tech)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を合わせた言葉であり、ITを活用した金融サービスを指す。この連載の【第2回】でとり上げた「クラウドファンディング」も、広い意味ではフィンテックに含まれるかと思われるが、現在、フィンテックの中心とされるのは、スマートフォンなどを活用した個人間の送金・決済サービスであり、フィンテックと言うと、専らそうしたサービスを指す。

 

2 金融持株会社とは

金融持株会社とは、金融業を運営する子会社(銀行、証券会社、保険会社など)を持つ持株会社である。金融持株会社を設立している金融機関は多く、3大メガバンクはいずれも金融持株会社を設立している(三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ)。

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連載目次

筆者紹介

鈴木 広樹

(すずき・ひろき)

公認会計士/事業創造大学院大学教授

早稲田大学政治経済学部卒業。
證券会社で企業審査に従事した後、現職。

【主著】
適時開示からみた監査法人の交代理由』清文社
『タイムリー・ディスクロージャー(適時開示)の実務』税務研究会
『株式投資に活かす適時開示』国元書房
『株式投資の基本-伸びる会社がわかる財務諸表の読み方』税務経理協会
検証・裏口上場-不適当合併等の事例分析』清文社
『適時開示実務入門』同文舘
税務コンプライアンスの実務』(共著) 清文社

  

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