ハラスメント発覚から紛争解決までの
企 業 対 応
【第17回】
「虚偽の被害申告への対応策」
弁護士 柳田 忍
【Question】
当社の社員Aから、「上司Bからハラスメントを受けている」との申告がありましたが、上司Bはこれを否定していました。そこで、社内調査を実施しましたが、上司Bが主張するとおりハラスメントはなかったのではないかと感じています。しかし、他方で、社員Aは涙ながらに被害を訴えており、供述内容は自然で一貫していて、具体的で迫真性もあります。また、社員Aの普段の勤務態度は良好であり、嘘をつくような人間であるとは思えません。
このような場合、社員Aの申告を虚偽であると認定してよいのでしょうか。また、かかる結果を社員Aに共有する場合、どのような点に気をつけるべきでしょうか。
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