現代金融用語の基礎知識
【第22回】
「アクルーアル」
事業創造大学院大学 准教授
鈴木 広樹
1 アクルーアルとは
アクルーアル(accrual)とは、財務指標の一種で、利益と現金収入の差を表すものである。損益計算書における税引後経常利益(税引後当期純利益から特別損益の影響を除いた額)から、キャッシュ・フロー計算書における営業活動によるキャッシュ・フローを引いて算出する。
アクルーアル = 税引後経常利益 - 営業活動によるキャッシュ・フロー
なお、アクルーアルという言葉を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれないが、現在の利益計算の原則である発生主義は誰もがご存知だろう。その発生主義は、英語で「accrual basis」である。
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