筆者: 西田 友洋
株式交換完全子会社の株主は、株式交換完全子会社株式と交換に、株式交換完全親会社株式を取得する。
この場合、投資は精算されていないため(投資は継続されているため)、株式交換完全親会社株式の取得原価は、株式交換完全子会社株式の企業結合直前の適正な帳簿価額に基づいて算定する(企業会計基準第7号「事業分離等に関する会計基準」43)。
RSM清和監査法人 公認会計士 西田 友洋
今回は、親会社等がいない会社間の株式交換について解説する。株式交換とは、会社がその発行済株式の全部を他の会社に取得させ、既存の会社間において100%親子関係を実現するための組織再編である。
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(にしだ・ともひろ)
史彩監査法人 パートナー 公認会計士
2007年10月に準大手監査法人に入所。2019年8月にRSM清和監査法人に入所。2022年2月に史彩監査法人に入所。 主に法定監査、上場準備会社向けの監査を中心に様々な業種の会計監査業務に従事する。また、会社買収に当たっての財務デューデリジェンス、IPOを目指す会社への内部統制コンサル及び短期調査、収益認識コンサル実績もある。 他に、決算留意事項セミナーや収益認識セミナー等の講師実績もある。
【日本公認会計士協会委員】 監査・保証基準委員会 委員(現任) 監査・保証基準委員会 起草委員会 起草委員(現任) 中小事務所等施策調査会 「監査専門委員会」専門委員(現任) 品質管理基準委員会 起草委員会 起草委員 中小事務所等施策調査会 「SME・SMP対応専門委員会」専門委員 監査基準委員会「監査基準委員会作業部会」部会員
【書籍】 「図解と設例で学ぶ これならわかる連結会計」(共著/日本実業出版社)等
※「リース料軽減計算書確認の手引き」・「補助金に関するQ&A」
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