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【STEP3】賞与の支給時の会計処理
賞与を実際に支給した際には、以下のとおり、賞与引当金の取り崩しが必要である(なお、社会保険料等の未払費用の取り崩しについては、ここでは省略している)。
また、賞与引当金の金額と支給金額を比較し、次の決算時の見積りにあたって、より合理的に見積りが行えるように分析を行うことが望まれる。
(1) 「実際の支給額 = 賞与引当金の計上額」の場合
(2) 「実際の支給額 > 賞与引当金の計上額」の場合
(※1) 実際の支給額と賞与引当金計上額との差額。賞与は、賞与引当金繰入額と同じ区分(売上原価又は販売費及び一般管理費)に計上する。
(3) 「実際の支給額 < 賞与引当金の計上額」の場合
(※2) 実際の支給額と賞与引当金計上額との差額。賞与引当金戻入益は、賞与引当金繰入額と相殺して表示する。
* * *
以上、3のステップをまとめたフロー・チャートを再掲する。
【参考】
- リサーチ・センター審理情報【No.15】「 未払従業員賞与の財務諸表における表示科目について」
(了)
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