Q&Aでわかる
〈判断に迷いやすい〉非上場株式の評価
【第9回】
「〔第1表の1〕法人株主がいる場合の株主判定」
税理士 柴田 健次
Q
A社の株主と甲一族の親族関係図は、下記の通りとなりますが、株主である甲に相続が発生し、甲が所有しているA社株式を配偶者乙が4%、長男丙が4%に相当する議決権数を相続により取得した場合には、乙と丙のA社株式の評価方式は原則的評価方式が適用されるのでしょうか。それとも特例的評価方式(配当還元価額等)が適用されるのでしょうか。
【相続前後におけるA社の株主と議決権保有割合】
※B社の株主と議決権保有割合は、下記の通りとなります。
【親族図】
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