AIで
士業は変わるか?
【第17回】
「AIの実用化で公認会計士の財務諸表監査は消滅するのか」
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
AIの開発には目覚ましいものがあり、近い将来、公認会計士による財務諸表監査にも大きな影響を及ぼすことが予想される。
果たしてAIが「不正会計」の発見に有用なものか、あるいは効率的・効果的に財務諸表監査を実施するに際しての救世主となるのか、今のところ予断を許さない。公認会計士も、M&Aなどを含む会計に関連する幅広い業務を行っていることから、AIの活用場面は何も財務諸表監査に限られるものではない。
本稿では、財務諸表監査が公認会計士に独占的に認められている基本的な業務であることに着目し、AIの実用化により(財務諸表監査を担う)公認会計士という職業が消滅するのではないかとする世間に流布する見解について、思いつくままに述べてみたい。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。