AIで
士業は変わるか?
【第19回】
「ITの進化・AIの活用と会計事務所業界」
公認会計士・税理士 伊原 健人
最近、AIが話題となるケースが多く、人間に代わって迅速かつ正確な判断をしてくれるものとして期待されています。
テレビなどで最も目にするのは、車の自動運転でしょうか。AIがセンサーをもとに周囲の情報を収集・把握しながら、人間に代わって運転をしてくれるというものです。また、銀行の融資判断をAIが行ったり、会計監査における不正をAIが見抜く、というような見出しも見かけます。
1 ITの進化と会計事務所業界
これまでの会計事務所業界の仕事の内容や方法は、ITの進化とともに変化してきました。その昔は手で伝票を起こして手で集計していた作業が、パソコンの導入やソフト(システム)の開発によって、データさえあれば様々なものが自動的に集計され出来上がってくるようになりました。
この場合はデータの作成がポイントとなります。データを手で入力するのか、他のシステムなどから取り込むのか、データをいかに早く簡単に取得できるのかを考えることが大切です。データがあれば、消費税申告書などは会計ソフトが自動的に集計して作成してくれます。人の手は要りません。
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