〈平成27年分〉
おさえておきたい
年末調整のポイント
【第3回】
(最終回)
「質問の多い事項Q&A」
公認会計士・税理士 篠藤 敦子
シリーズ最終回は、年末調整について、実務上質問を受けることの多い事項をQ&A形式でまとめることとする。
取り上げる事項は以下のとおりである。
なお、以下の拙稿にも事例を紹介しているので、あわせてご参照いただきたい。
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【第5回】 『住宅借入金等特別控除申告書』記載内容の検討
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【第5回】 実務上、判断に迷うケースQ&A
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【第2回】 質問の多い事項を解説
【Q1】
前職がある場合の年末調整
本年10月に当社に就職した従業員Aは、本年3月まではB社、4月から9月まではC社に勤務していた。Aは、B社及びC社に対して「給与所得者の扶養控除等申告書」(以下、扶養控除等申告書という)を提出しており、B社から交付された平成27年分の源泉徴収票を扶養控除等申告書とともに当社に提出している。
C社からは源泉徴収票を交付されていないとのことであるので、B社と当社の給与データに基づいて年末調整を行ってもよいか。
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