公開日: 2017/11/16 (掲載号:No.244)
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〈平成29年分〉おさえておきたい年末調整のポイント 【第3回】「実務で処理を迷う事項Q&A」

筆者: 篠藤 敦子

〈平成29年分〉

おさえておきたい

年末調整のポイント

【第3回】
(最終回)

「実務で処理を迷う事項Q&A」

 

公認会計士・税理士 篠藤 敦子

 

シリーズ最終回は、年末調整実務で処理を迷う事項等について、過去に取り上げていないものを中心にQ&A形式で解説を行う。

取り上げる事項は以下のとおりである。

なお、過去の拙稿(年末調整のポイント)では以下の事項について紹介しているので、あわせてご参照いただきたい。

平成28年分で取り上げた事項

  • 退職者のうちに、新たに非課税となる通勤手当のある者がいる場合
  • 配偶者特別控除の対象となる配偶者のマイナンバー
  • マイナンバーの提供を受けられない場合
  • 平成29年分の扶養控除等申告書へのマイナンバーの記載
  • 「送金関係書類」に関する注意事項

平成27年分で取り上げた事項

  • 前職がある場合の年末調整
  • 2年前納した国民年金保険料の社会保険料控除
  • 再居住した年の住宅借入金等特別控除
  • 同居老親等の「同居」
  • マイナンバーを記入した源泉徴収票

〈平成26年分で取り上げた事項〉

平成25年分で取り上げた事項

  • 控除対象配偶者等の判定の時期
  • 合計所得金額の範囲
  • 住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)の再適用
  • 年末調整後の再調整

平成24年分で取り上げた事項

  • 本年分の年末調整の対象となるのは、いつの給与か。
  • 3年の予定で海外転勤した者に対して、出国後に出国前までの国内勤務にかかる給与を支給した。この給与も年末調整の対象に含めるのか。
  • 中途採用者の前職給与が不明である場合、当社が支給した給与のみを対象として年末調整を行ってもよいか。
  • 過年度の未払残業代を本年中にさかのぼって支給した。この残業代は今年度の年末調整の対象になるのか。
  • 妻が契約者となっている生命保険契約の保険料を夫が負担した。この保険料は、夫の生命保険料控除の対象になるか。

 

【Q1】

過去の未払残業代を一時金として支給する場合の年末調整の対象となる給与範囲

過去2年分の未払残業代を、本年12月に一時金として支給した。
本年分の年末調整の対象となる給与はどのように計算するのか。

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〈平成29年分〉

おさえておきたい

年末調整のポイント

【第3回】
(最終回)

「実務で処理を迷う事項Q&A」

 

公認会計士・税理士 篠藤 敦子

 

シリーズ最終回は、年末調整実務で処理を迷う事項等について、過去に取り上げていないものを中心にQ&A形式で解説を行う。

取り上げる事項は以下のとおりである。

なお、過去の拙稿(年末調整のポイント)では以下の事項について紹介しているので、あわせてご参照いただきたい。

平成28年分で取り上げた事項

  • 退職者のうちに、新たに非課税となる通勤手当のある者がいる場合
  • 配偶者特別控除の対象となる配偶者のマイナンバー
  • マイナンバーの提供を受けられない場合
  • 平成29年分の扶養控除等申告書へのマイナンバーの記載
  • 「送金関係書類」に関する注意事項

平成27年分で取り上げた事項

  • 前職がある場合の年末調整
  • 2年前納した国民年金保険料の社会保険料控除
  • 再居住した年の住宅借入金等特別控除
  • 同居老親等の「同居」
  • マイナンバーを記入した源泉徴収票

〈平成26年分で取り上げた事項〉

平成25年分で取り上げた事項

  • 控除対象配偶者等の判定の時期
  • 合計所得金額の範囲
  • 住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)の再適用
  • 年末調整後の再調整

平成24年分で取り上げた事項

  • 本年分の年末調整の対象となるのは、いつの給与か。
  • 3年の予定で海外転勤した者に対して、出国後に出国前までの国内勤務にかかる給与を支給した。この給与も年末調整の対象に含めるのか。
  • 中途採用者の前職給与が不明である場合、当社が支給した給与のみを対象として年末調整を行ってもよいか。
  • 過年度の未払残業代を本年中にさかのぼって支給した。この残業代は今年度の年末調整の対象になるのか。
  • 妻が契約者となっている生命保険契約の保険料を夫が負担した。この保険料は、夫の生命保険料控除の対象になるか。

 

【Q1】

過去の未払残業代を一時金として支給する場合の年末調整の対象となる給与範囲

過去2年分の未払残業代を、本年12月に一時金として支給した。
本年分の年末調整の対象となる給与はどのように計算するのか。

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連載目次

〈おさえておきたい年末調整のポイント〉

「〈令和2年分〉おさえておきたい年末調整のポイント」

「〈平成24年分〉おさえておきたい年末調整のポイント」(全2回)

筆者紹介

篠藤 敦子

(しのとう・あつこ)

公認会計士・税理士

津田塾大学卒業
1989年 公認会計士試験第二次試験合格
1994年 朝日監査法人(現 あずさ監査法人)退社後、個人事務所を開業し、会計と税務実務に従事。
2008年より甲南大学社会科学研究科会計専門職専攻教授(2016年3月まで)
2010年より大阪電気通信大学金融経済学部非常勤講師

【著書等】
・『マンガと図解/新・くらしの税金百科』共著(清文社)
・『会計学実践講義』共著
・『日商簿記1級徹底対策ドリル 商業簿記・会計学編』共著(以上、同文舘出版)
・『148の事例から見た是否認事項の判断ポイント』共著(税務経理協会)
・「不動産取引を行った場合」『税経通信』2012年3月号(103-109頁)

【過去に担当した研修、セミナー】
SMBCコンサルティング、日本経済新聞社、日本賃金研究センター
社団法人大阪府工業協会、西日本旅客鉄道株式会社、社団法人埼玉県経営者協会
大阪法務局

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