計算書類作成に関する
“うっかりミス”の事例と防止策
【第32回】
「計算書類における「0」の表記に注意」
公認会計士 石王丸 周夫
1 今回の事例
計算書類のドラフトにはうっかりミスがつきものです。
たとえば、こんなミスをよく見かけます。
【事例32-1】
数字の記入漏れ、記入ミスがある。
【事例32-1】の連結株主資本等変動計算書には、記入漏れが1ヶ所と記入ミスが1ヶ所あります。いずれも数値欄です。どこだかわかりますか?
これは難問かもしれません。単純なミスなのですが、気がつきにくいのです。「まずは計算チェックでもやってみよう」と思った方は、思いとどまってください。それをやっても見つからない可能性が高いです。
2 「0百万円」は「0円」ではない
では、正解を見てみましょう。以下のとおりです。
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