計算書類作成に関する
“うっかりミス”の事例と防止策
【第10回】
「連結と個別のコーディネート・ミス」
公認会計士 石王丸 周夫
1 今回の事例
計算書類のドラフトにはうっかりミスがつきものです。
たとえば、こんなミスをよく見かけます。
【事例10-1】
連結損益計算書と個別損益計算書で、不統一な印象を与える表現がある。
【事例10-1】は、同じ会社・同じ年度の連結損益計算書と個別損益計算書から、営業外損益の部分を抜粋したものです。
この中で1ヶ所だけ、違和感を感じる箇所があるのですが、どこだかわかりますか。
ヒントを出しましょう。科目名をじっくり比較してください。
2 科目名はそろえたほうがよい
では、答えを見てみましょう。
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