M&Aに必要な
デューデリジェンスの基本と実務
-財務・税務編-
【第18回】
「偶発債務・後発事象の分析(その3)」
公認会計士・公認不正検査士
松澤 公貴
▷収益認識に関連する偶発債務(簿外債務)等
収益認識に関連する偶発債務(簿外債務)等の検討は、デューデリジェンスにおいては、通常は、収益力の分析と一緒に分析することになる。
〈製品保証〉
例えば、対象会社(筆者らの経験では製造業や小売業などが多い)において、販売した製品や商品(以下、「製品等」)に瑕疵が生じた際に、顧客との間で販売後の一定期間、製品等の修理又は交換に無償で応じるといった無償保証契約を締結している場合がある。また、製品等の販売後、無償保証期間を過ぎた製品等について、顧客との間で別途有償の保証契約を締結している場合がある。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。