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M&Aに必要なデューデリジェンスの基本と実務-財務・税務編- 【第2回】「純有利子負債の分析(その2)」

筆者:松澤 公貴

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に必要な

デューデリジェンス基本実務

-財務・税務編-

【第2回】

「純有利子負債の分析(その2)」

 

公認会計士・公認不正検査士
松澤 公貴

 

 

▷有利子負債の調査

〔主な有利子負債〕

□ 借入金

証書貸付
「金銭消費貸借契約書」などの契約書を銀行に差し出して受ける融資で、主に長期の返済期間での借入れである。

手形貸付
借入用の手形を銀行に差し入れて融資を受ける方法で、主に短期の返済期間での借入れである。

手形割引
売上代金を手形で回収した場合、その手形を銀行が買い取ることによって資金が出される融資方法である。

当座貸越
融資の極度額を設定し、その極度額までは自由に融資を受けたり返済したりできるという融資方法である。

□ 社債

普通社債
満期が設定されており、満期までの間、債券を保有している投資家に対してクーポンが支払われる。

新株予約権付社債
株式に転換できる権利が付いた社債である。

□ コマーシャルペーパー
企業が短期資金の調達を目的に、オープン市場で割引形式で発行する無担保の約束手形である。

□ ファイナンスリース債務、未払利息 など


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連載目次

M&Aに必要なデューデリジェンスの基本と実務

▷財務・税務編

《第1章》 実態純資産の分析

第1節 純有利子負債の分析

第2節 運転資本の分析

第3節 固定資産の分析

第4節 投融資の分析

第5節 労働債務の分析

第6節 偶発債務・後発事象の分析

第7節 関連当事者取引

第8節 税務関連項目の調査

第9節 検出事項の評価

《第2章》 収益力の把握と事業計画の検討

第1節 事業環境の分析

第2節 収益性の分析

第3節 コスト構造の分析

第4節 正常収益力の把握

第5節 事業計画の検討

▷法務編

《第1章》 会社組織

《第2章》 株式及び株主

《第3章》 業務関連主要契約

《第4章》 不動産

《第5章》 労務

《第6章》 許認可・法規制

《第7章》 ストラクチャー及び契約条件

《第8章》 改正民法とM&A契約の関係

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筆者紹介

  • 松澤 公貴

    (まつざわ・こうき)

    松澤綜合会計事務所代表
    公認会計士・税理士・行政書士・日本証券アナリスト協会検定会員・公認不正検査士

    大手会計事務所の執行役員を経て現職。

    M&A、事業・企業再編時等におけるデューデリジェンス、株式価値評価、IPO支援業務等の多数で多様なコンサルティング経験がある。また、粉飾決算、資産横領等の不正調査業務に関しては相当数の経験があり、案件数は500件を超え、不正関与者へのインタビューは2,000人にも及ぶ。

    なお、現在、日本公認会計士協会に設置されている経営研究調査会の「不正調査専門部会」において専門部会長に就任しており、「不正調査ガイドライン」(日本公認会計士協会)の作成に関与している。

    【著書】
    『実務事例 会計不正と粉飾決算の発見と調査』(2017年、日本加除出版)

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