公開日: 2016/02/10 (掲載号:No.156)
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計算書類作成に関する“うっかりミス”の事例と防止策 【第7回】「これは気づかない!「罫線の引き忘れ」」

筆者: 石王丸 周夫

計算書類作成に関する

“うっかりミス”の事例と防止策

【第7回】

「これは気づかない!「罫線の引き忘れ」」

 

公認会計士 石王丸 周夫

 

3月決算の対応に追われる時期がやってきました。

今年も計算書類作成時に陥りやすい『うっかりミス』の事例とその原因をご紹介していきますので、参考になさってください。

今回から間違いさがしの形でお話していきますので、ぜひチャレンジしてみてください。

(※) 「どういう連載なの?」と気になる方は、昨年掲載した【第1回】の冒頭をお読みください。

 

1 今回の事例

計算書類のドラフトにはうっかりミスがつきものです。
たとえば、こんなミスをよく見かけます。

【事例7-1】
連結損益計算書のフォームで、罫線を引き忘れているところが1ヶ所ある。

上の事例で、罫線を引き忘れているところがどこか、わかりますか?

会社法計算書類では、決算書のフォームが定められているわけではありませんので、必ずしも「このフォームでなければ」というものはありませんが、経理の実務としては、罫線を引いておくべきところが決まっています。

そういう意味で、【事例7-1】では罫線が1本足りません。なんとか見つけ出してください。

ヒントは「真ん中より下の方」です。

 

2 罫線は結構大事

では、答えを見てみましょう。

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“うっかりミス”の事例と防止策

【第7回】

「これは気づかない!「罫線の引き忘れ」」

 

公認会計士 石王丸 周夫

 

3月決算の対応に追われる時期がやってきました。

今年も計算書類作成時に陥りやすい『うっかりミス』の事例とその原因をご紹介していきますので、参考になさってください。

今回から間違いさがしの形でお話していきますので、ぜひチャレンジしてみてください。

(※) 「どういう連載なの?」と気になる方は、昨年掲載した【第1回】の冒頭をお読みください。

 

1 今回の事例

計算書類のドラフトにはうっかりミスがつきものです。
たとえば、こんなミスをよく見かけます。

【事例7-1】
連結損益計算書のフォームで、罫線を引き忘れているところが1ヶ所ある。

上の事例で、罫線を引き忘れているところがどこか、わかりますか?

会社法計算書類では、決算書のフォームが定められているわけではありませんので、必ずしも「このフォームでなければ」というものはありませんが、経理の実務としては、罫線を引いておくべきところが決まっています。

そういう意味で、【事例7-1】では罫線が1本足りません。なんとか見つけ出してください。

ヒントは「真ん中より下の方」です。

 

2 罫線は結構大事

では、答えを見てみましょう。

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連載目次

計算書類作成に関する“うっかりミス”の事例と防止策

▷2015年掲載
▷2016年掲載
▷2017年掲載
▷2018年掲載
▷2020年掲載
▷2021年掲載
▷2022年掲載
▷2023年掲載
▷2024年掲載

筆者紹介

石王丸 周夫

(いしおうまる・のりお)

公認会計士
石王丸公認会計士事務所

1968年生まれ。
1991年、慶応義塾大学商学部卒業。
1990年から2004年まで、監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)にて会計監査実務に従事し、多くの企業を担当。
2004年に石王丸公認会計士事務所開業。現在は、監査や上場企業へのディスクロージャー・コンサルティングを中心に活動している。

【主な著作】
・『気候変動リスクと会社経営 はじめの一歩
・『経理財務担当者、士業のための 最短で導き出す分配可能額
・『パターン別 計算書類作成「うっかりミス」の防ぎ方
・『会社の姿が浮かびあがるカンタン経営分析 決算書あぶり出し分析法』(以上、清文社)

   

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