計算書類作成に関する
“うっかりミス”の事例と防止策
【第7回】
「これは気づかない!「罫線の引き忘れ」」
公認会計士 石王丸 周夫
3月決算の対応に追われる時期がやってきました。
今年も計算書類作成時に陥りやすい『うっかりミス』の事例とその原因をご紹介していきますので、参考になさってください。
今回から間違いさがしの形でお話していきますので、ぜひチャレンジしてみてください。
(※) 「どういう連載なの?」と気になる方は、昨年掲載した【第1回】の冒頭をお読みください。
1 今回の事例
計算書類のドラフトにはうっかりミスがつきものです。
たとえば、こんなミスをよく見かけます。
【事例7-1】
連結損益計算書のフォームで、罫線を引き忘れているところが1ヶ所ある。
上の事例で、罫線を引き忘れているところがどこか、わかりますか?
会社法計算書類では、決算書のフォームが定められているわけではありませんので、必ずしも「このフォームでなければ」というものはありませんが、経理の実務としては、罫線を引いておくべきところが決まっています。
そういう意味で、【事例7-1】では罫線が1本足りません。なんとか見つけ出してください。
ヒントは「真ん中より下の方」です。
2 罫線は結構大事
では、答えを見てみましょう。
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