計算書類作成に関する
“うっかりミス”の事例と防止策
【第28回】
「またしても「個別B/Sのその他利益剰余金」でミス」
公認会計士 石王丸 周夫
1 今回の事例
計算書類のドラフトにはうっかりミスがつきものです。
たとえば、こんなミスをよく見かけます。
【事例28-1】
表示すべき項目が抜け落ちている。
【事例28-1】は、計算書類の貸借対照表のうち「純資産の部」を抜粋したものです。この「純資産の部」には、抜け落ちている項目が1つあります。
どこだかわかりますか?
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