〈Q&A〉
印紙税の取扱いをめぐる事例解説
【第33回】
「運送に関する契約書」
税理士・行政書士・AFP
山端 美德
【問】
当社は運送業者です。下記の文書は顧客との間で、運転手付きの車両を提供し、従業員の送迎業務を行うことを約する契約書ですが、印紙税の取扱いはどうなりますか。
平成28年7月20日
車両賃貸借契約書
株式会社〇〇(以下甲という)と株式会社〇〇バス(以下乙という)との間で、下記のとおり車両賃貸借に関する契約を締結する。
第1条 乙は甲の従業員の送迎業務を、乙の所有する車両を運転手付きで提供し、甲の指示のもと運送業務に従事する。
第2条 甲は乙に月額100万円を支払う。
第3条 乙は毎月、月末締めで請求書を甲に提出し、甲は翌月20日に乙の指定口座に振り込む。
第4条 運転手の給与、車両の維持費等、所有にかかる一切の費用は乙の負担とする。
(中 略)
第20条 契約期間は平成28年8月1日から1年間とする。なお、契約期間満了の3ヶ月前までに、甲、乙いずれからも別段の意思表示がない場合には、自動的に1年間更新する。
甲 東京都品川区〇〇 株式会社〇〇 代表取締役〇〇〇〇
乙 東京都品川区〇〇 株式会社〇〇バス 代表取締役〇〇〇〇
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