M&Aに必要な
デューデリジェンスの基本と実務
-財務・税務編-
公認会計士 石田 晃一
第5節 労働債務の分析
【第13回】
「労働債務の分析(その1)」
-未払給与、賞与等-
〔分析の対象となる主な勘定科目〕
- 未払金・未払費用(未払給与、未払賞与)
- 賞与引当金
- 預り金(源泉税・社会保険料)
- 退職給付引当金、役員退職慰労引当金
▷労働債務の調査
「労働債務」は会計上の用語ではないが、本稿では従業員(役員を含む)による労働等の対価として法人が支払うべきものの未払額を総称して「労働債務」と呼ぶことにする。
代表的な労働債務としては未払給与や未払賞与、退職給付引当金や役員退職慰労引当金のほか、我が国では馴染みの薄い有給休暇に関する引当金などが挙げられる。
今回はこれらのうち、いわゆる「短期従業員給付」に当たる項目について概説する。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員登録およびログインが必要です。
すでに会員登録をされている方は、下記ボタンからログインのうえ、ご覧ください。
Profession Journalのすべての記事をご覧いただくには、「プレミアム会員(有料)」へのご登録が必要となります。
なお、『速報解説』については「一般会員(無料)」へのご登録でも、ご覧いただけます。
※他にもWebセミナー受け放題のスーパープレミアム会員などがございます。
会員登録がお済みでない方は、下記会員登録のボタンより、ご登録のお手続きをお願いいたします。