経理担当者のための
ベーシック会計Q&A
【第1回】 金融商品会計①
「有価証券の取得」
─受渡期間内に期末日を含む場合の約定日基準による会計処理
仰星監査法人
公認会計士 石川 理一
日本の会計基準は、国際会計基準とのコンバージェンスが進み、しっかり理解することが非常に難しくなっています。
本連載では、企業の経理担当者の方々のために、複雑になった会計基準を基礎から考え直すことによって、理解を深めることを目的としています。
毎月一つの会計基準について、基礎的な取引に係る仕訳を示しながら解説していきます。今月は金融商品会計です。
なお、毎月最終週は、税務コーナーにて「経理担当者のためのベーシック税務Q&A」を掲載しますので、併せてご覧ください。
Question
当社は、決算期末(3月)近くに、上場会社の有価証券を取得することを予定しています。
今回、約定日は3月30日、受渡日は4月2日と、受渡期間で期末日をまたがる予定になっています。期末時点では有価証券の受渡しが行われていませんが、期末決算になんらかの会計処理をする必要がありますか。
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