経理担当者のための
ベーシック会計Q&A
【第124回】 金融商品会計⑫
「デリバティブの時価評価、繰延ヘッジ」
仰星監査法人
公認会計士 渡邉 徹
日本公認会計士協会準会員 素村 康一
[金融商品会計①~⑪はこちら]
【第1回】 金融商品会計① 「有価証券の取得」
【第2回】 金融商品会計② 「満期保有目的の債券の期末評価」
【第3回】 金融商品会計③ 「割引手形の会計処理」
【第48回】 金融商品会計④ 「その他有価証券の評価」
【第49回】 金融商品会計⑤ 「子会社株式・関連会社株式の評価」
【第50回】 金融商品会計⑥ 「満期保有目的債券の評価」
【第51回】 金融商品会計⑦ 「ゴルフ会員権の評価」
【第86回】 金融商品会計⑧ 「貸倒見積高の算定の際の債権の区分」
【第87回】 金融商品会計⑨ 「一般債権における貸倒引当金」
【第88回】 金融商品会計⑩ 「貸倒懸念債権における貸倒引当金」
【第89回】 金融商品会計⑪ 「破産更生債権等における貸倒引当金」
Question
当社は食料品の卸売会社です。X1年4月に、X銀行より運転資金を変動金利で借り入れましたが、将来の金利上昇が見込まれるため、Y銀行との間で、変動金利と固定金利を交換する金利スワップを利用することを検討しています。
この際、金利スワップの会計処理のうち、①金利スワップを時価評価し、評価差額を当期の損益として処理する方法、または、②金利スワップを時価評価し、評価差額を繰り延べる方法(繰延ヘッジ)のいずれかの会計処理を採用したいと考えています。
この場合に、必要となる会計処理について教えてください。
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