〈事例から理解する〉
税法上の不確定概念の具体的な判断基準
【第15回】
「申告納税制度が納税者救済のハードルを上げている法令解釈」
公認会計士・税理士 大橋 誠一
1 申告納税制度の位置付けに言及した裁決例
多数あるため、大阪国税不服審判所による裁決例から抽出する。
(1) 更正の請求(平成26年9月8日裁決)
更正の請求を期間制限することなく無制限に認めることとした場合には、税務行政の円滑な運営を著しく阻害し、申告納税制度の根幹を揺るがす結果となるから、本件更正の請求を認めることはできない。
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