空き家をめぐる法律問題
【事例29】
「破産手続と空き家の管理責任」
弁護士 羽柴 研吾
- 事 例 -
私の自宅の隣には、誰も住まなくなって何年も経つ空き家があります。管理がされていないため、屋根瓦が今にも落下しそうな状態で、雨どいも外れています。最近、この空き家の様子を見に来た方がいるので声をかけてみると、空き家の所有者の破産管財人とのことでした。
① 誰に対して空き家の修繕等を請求すればよいでしょうか。
② 空き家の所有者の破産手続が開始された場合に留意することはありますか。
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