〈Q&A〉
印紙税の取扱いをめぐる事例解説
【第99回】
「電子契約に係る契約金額等を記載した変更契約書の記載金額」
税理士・行政書士・AFP
山端 美德
【問】
変更契約書には、当初契約である電子契約の契約日や表題を引用し、変更前の契約金額及び増額金額を記載しています。この場合、変更契約書の記載金額はどのようになりますか。
〈当初契約(電子契約)〉
建築工事請負契約書
〇〇株式会社(以下「甲」という。)と〇〇建設会社(以下「乙」という。)とは、甲の本社事務所の新設に関し、次のとおり請負契約を締結する。
1 工事名 〇〇株式会社本社事務所新設工事
2 工事場所 東京都町田市〇〇町〇〇
3 工期 令和×年4月1日から令和×年10月31日
4 請負金額 60,000,000円(消費税別)
(中 略)
令和×年3月1日
本契約の成立を証するため、甲及び乙は本電磁的記録を作成し、各自電子署名を行い、双方が電磁的記録を保管する。本契約においては、本電磁的記録を原本とし、本電磁的記録を印刷した文書は写しとする。
(甲) 東京都町田市〇〇町〇〇 〇〇株式会社
メールアドレス:××××××××××××
(乙) 東京都港区〇〇町〇〇 〇〇建設株式会社
メールアドレス:××××××××××××
〈変更契約書(書面作成)〉
変更契約書
令和×年3月1日付、建築工事請負契約書の契約金額6,000万円(消費税別)を500万円(消費税別)増額する。
令和×年8月3日
(甲) 東京都町田市〇〇町〇〇 〇〇株式会社 ㊞
(乙) 東京都港区〇〇町〇〇 〇〇建設株式会社 ㊞
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