〈Q&A〉
印紙税の取扱いをめぐる事例解説
【第88回】
「業務委託に関する契約書③(不動産販売委託契約書)」
税理士・行政書士・AFP
山端 美德
【問】
不動産販売委託契約書
〇〇不動産株式会社(以下「甲」という。)と〇〇不動産販売株式会社(以下「乙」という。)とは、下記のとおり、分譲マンションの販売委託契約を締結する。
第1条(契約の目的)
甲は甲が建設し所有する分譲マンションの販売等を乙に委託し、乙はこれを引き受ける。
第2条(委託する業務内容)
(1) 分譲マンション販売の斡旋業務
(2) 購入申込みの受付、売買契約等の締結及び代金の授受代行業務等
(3) 住宅ローンに関する書類の取次業務
(4) 分譲マンション販売に係る登記手続きの受付代行業務
第3条(販売委託手数料)
甲は乙に下記の販売委託手数料を支払うものとする。
(1) 本物件の総販売価格の〇%相当額
(2) 乙が購入者を紹介し、売買契約が成立した場合には販売委託手数料として販売価格の〇%相当額
第4条(販売委託手数料の支払方法)
手数料の支払は、下記の方法により支払うものとする。
・前条(1)については、3月、9月の半期に一度、販売実績により乙の指定口座へ振り込むものとする。
・前条(2)については、売買契約が成立した翌々月末日に乙の指定口座へ振り込むものとする。
(中 略)
第20条(契約期間)
本契約は、令和〇年〇月〇日から本物件販売完了時までとする。
令和〇年〇月〇日
甲 〇〇不動産株式会社 代表取締役 〇〇〇〇 印
乙 〇〇不動産販売株式会社 代表取締役 〇〇〇〇 印
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。