事例でわかる[事業承継対策]
解決へのヒント
【第53回】
「遺言と養子縁組」
太陽グラントソントン税理士法人
(事業承継対策研究会)
パートナー 公認会計士・税理士 岩丸 涼一
相談内容
私(75歳)は卸売業を営む会社の社長です。妻子はおらず姉Aと弟の3人兄弟なのですが、弟とは数十年疎遠となっています。
会社はかねてより姉とともに経営し、姉にはとても助けてもらいここまでやってくることができました。一方、昨今のマクロ的な影響による仕入価格の高騰により苦しい経営状態であります。私は75歳になり姉も同世代ですので、そろそろ2人揃って引退をしようという話になっています。
なお、姉夫婦には一人娘Bがいますが専業主婦であり、会社に関与する可能性はありませんので、引退にあたって事業承継は考えておらず、M&Aの買い手を探すか、買い手が見つからなければ廃業とせざるを得ないと思います。
将来、私の相続財産は当然ながらお世話になってきた姉だけに渡し、弟には相続してほしくないのですが、どのような方法がありますでしょうか。
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